マチェイ・スコルジャ監督(浦和レッズ) (C)J.LEAGUE

負けられない戦いである。浦和レッズにとって『明治安田生命J1リーグ』第33節は決して消化試合ではない。求められるのは勝利だ。

シーズン終盤のターゲットであった3試合でまさかの3連敗を喫した。11月4日『JリーグYBCルヴァンカップ』決勝では1-2でアビスパ福岡にタイトルをさらわれた。8日・アウェイでの『AFCチャンピオンズリーグ』グループJ第4節で浦項スティーラーズ(韓国)に1-2の逆転負けを喫し、グループJ首位突破を許した。そして11月12日・ホームでの『明治安田J1』第32節・ヴィッセル神戸戦では1-1から最後勝ちに行った結果、リーグ優勝の可能性が消滅した。

来週末の最終節だけではなく、浦和の戦いはまだまだ続く。11月29日(水)・12月6日(水)の『ACL』に12月15日(金)に初戦を迎える『FIFAクラブワールドカップ サウジアラビア2023』が控えている。だからこそ、ここで悪い流れを断たなければならない。

21日にはマチェイ・スコルジャ監督の今季限りでの退任が発表された。次節はボランチ岩尾憲が出場停止になり、コンビを組む伊藤敦樹も前節負傷した。しかし、モチベーションやケガ人云々などと言ってはいられない。あれから3週間、再び福岡と顔を合わせるのだ。今季の借りはきっちり今季返さなければならない。福岡戦に向けて、スコルジャ監督も「優勝するという夢は敗れたが、トップ3で終わるかどうかは大きな違い。我々はプロフェッショナルであり、浦和レッズでは毎試合勝利が求められる」とキッパリ。

対する福岡も白星を譲る気はさらさらない。初タイトルを手にした福岡はリーグ戦では14勝6分12敗・勝点48の8位につける。浦和戦、12月3日(日)・ホームにサンフレッチェ広島を迎え撃つ『明治安田J1』第34節で勝点を積み上げ、2021年に記録したJ1最高位8位を更新したいところ。

公式戦の対戦成績では浦和が15勝6分6敗と大きく勝ち越している。2004年11月の『天皇杯』4回戦から浦和が10連勝をマークしたが、ここ3シーズンでは福岡が2勝3分1敗とほぼ互角の戦績に盛り返している。

果たして、浦和がホーム最終戦を勝利で締め括るのか、福岡が最高位更新に向けて勝点を積み上げるのか。『明治安田J1』第33節・浦和×福岡は11月25日(土)・埼玉スタジアム2002にてキックオフ。当日は世界行きの切符をモチーフにしたステッカーを来場全員にプレゼント(ビジターチームを応援する来場者を除く)。試合前の南広場特設ステージでは『FIFAクラブW杯』出場経験のあるOB岡野雅行、都築龍太、永井雄一郎によるスペシャルトークショーを実施。チケット発売中。試合の模様はDAZN、テレ玉にて生中継。

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