ご招待企画
『フェルメールからのラブレター展』30組60名様を特別鑑賞会へご招待!

美術館の閉館後に、ゆったりと鑑賞できるプレミアムなご招待企画です。
参加ご希望の方は、『ウレぴあ』2月号(現在発売中)の129ページをご覧の上、官製ハガキにてお申込ください。
※日時、詳細については『ウレぴあ』2月号に掲載しています。

   

 











『フェルメールからのラブレター展』
3月14日(水)までBunkamura ザ・ミュージアムにて開催中
公式サイトはこちら

さて、世紀を超えて世界中でブームを起こした天才画家フェルメールは、実は謎だらけ。
作品も寡作で、文献や資料などもほとんど残っていないため、人物像や作品について、詳しいことが明らかになっていないのです。
次のページでは、謎多きフェルメールの故郷、オランダ・デルフトをご紹介します。

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フェルメールは、1632~1675年に亡くなるまで、オランダ南部の小都市・デルフトで生涯を過ごしました。

鮮やかなブルーが美しい磁器、デルフト焼が有名で、保存状態の良い美しい旧市街には、観光スポット、美術館、バー、カフェなどが集まっています。

1653年創業のロイヤル・デルフト  
(C)Azusa Shigenobu

   

 

 










デルフトは、1日でめぐることができる小さな街です。新教会と市役所のあるマルクト広場を中心に、ぐるりと濠が廻っています。
まるで絵本の中にいるような、レトロで可愛らしい街並みで、フェルメールが生きていた時代にタイムスリップしたような感覚になり、フェルメールゆかりの地をめぐる散策が楽しめます。

デルフトの街並み  (C)Azusa Shigenobu

   

 

 








  
マルクト広場にある新教会(写真左)・フェルメールが埋葬されたデルフト旧教会(写真右)
ともに (C)Azusa Shigenobu

 

フェルメールが画家ギルド長を勤めた聖ルカ組合の跡地は、現在、フェルメール・センターになっています。フェルメール全作品の原寸大パネルや、透視方を活用した作画技法などの展示や、アトリエが再現されています。独特の色彩や構図そして光の表現をどのように習得していったかが理解でき、作品の裏側に隠れたストーリーやフェルメールの人生、パトロンについても紹介され、フェルメール好きなら、必ず訪れたい場所です。

   

 







   












   












フェルメール・センター
(C)Azusa Shigenobu

さて、このフェルメール・センターが、東京・銀座に期間限定でオープンすることになりました。
2012年は、フェルメール作品が6点も来日するという「フェルメール・イヤー」です。謎多き画家をより深く知りたい方は、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

『フェルメール 光の王国展』
1月20日(金)~7月22日(日)
フェルメールセンター銀座
(東京都中央区銀座6-11-1)
10:00~20:00 1000円


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さいとう・ゆみ 情報誌『ぴあ』アートデスクを経て、現在は『ウレぴあ』『SODA』等でアート/デザイン/写真/建築/企業などを担当。カメラぶらさげゆるゆる散歩、国内外のカフェや本屋、公園、ミュージアムめぐりが好き。いつか、ツリーハウスをつくりたいです。