マット・トゥームア(三菱重工相模原ダイナボアーズ) (C)JRLO
今季こそ中位に踏みとどまるか。三菱重工相模原ダイナボアーズが重要な戦いに臨む。『NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24』第5節で首位を走る埼玉ワイルドナイツを迎え撃つのだ。
相模原DBは昨季、第2節でトヨタヴェルブリッツ、第4節には東芝ブレイブルーパス東京を撃破するなど、序盤に旋風を巻き起こした。だが、第6節以降はわずか1勝止まり。最終的に10位に甘んじ、『NTTリーグワン2022-23』D1/D2入替戦へ回った。
相模原DBは今季も連勝発進。開幕戦で花園近鉄ライナーズに30-29の劇的逆転勝利を飾ると、続くブラックラムズ東京戦は25-17で逃げ切った。第3節・トヨタV戦は40-54と力負けすると、前節は横浜キヤノンイーグルス相手に前半27分まで22-3とリードを築くも、前半の内に2点差まで詰められると、その後は取りつ取られつのシーソーゲームに発展。76分にSOマット・トゥームアのPGで35-40と迫ったが、3分後にオーストラリア代表59キャップの司令塔がイエローカードでグラウンドを去り、チャンスは潰えたのだった。
一方、埼玉WKは4連勝。開幕戦で横浜Eから53-12の完勝を収めると、第2節・花園L戦は49-0とシャットアウト。第3節・BR東京戦も危なげなく44-17で勝利した。前節はトヨタVに8-27と前半リードを許すも、埼玉WKは慌てず騒がず。後半早々にFB野口竜司、HO堀江翔太らを投入し、流れを引き寄せると、65分ついに逆転。トヨタVの反撃を許さず、43-27で試合を終えたのだった。
好調を維持する埼玉WKを相手に相模原DBはどこまで食らい付くのか。両軍の試合登録メンバーは次の通り。
【相模原DB】
1森本潤、2宮里侑樹、3知念雄、4リンディ真ダニエル、5ウォルト・スティーンカンプ、6吉田杏、7鶴谷昌隆、8エピネリ・ウルイヴァイティ、9岩村昂太、10ジェームス・グレイソン、11中井健人、12マット・トゥームア、13マット・ヴァエガ、14ベン・ポルトリッジ、15アライアサ空ローランド、16中村篤郎、17坂本駿介、18石井智亮、19マリノ・ミカエリトゥウ、20ティモテ・タヴァレア、21中森隆太、22ヘンリー ブラッキン、23ジャクソン・ヘモポ
【埼玉WK】
1稲垣啓太、2坂手淳史、3ヴァル アサエリ愛、4リアム・ミッチェル、5ルード・デヤハー、6福井翔大、7ラクラン・ボーシェー、8ジャック・コーネルセン、9小山大輝、10松田力也、11野口竜司、12ダミアン・デアレンデ、13ディラン・ライリー、14長田智希、15山沢拓也、16堀江翔太、17クレイグ・ミラー、18藤井大喜、19マーク・アボット、20大西樹、21内田啓介、22ヴィンス・アソ、23マリカ・コロインベテ
『NTTリーグワン2023-24』第5節・相模原DB×埼玉WKは1月13日(土)・相模原ギオンスタジアムにてキックオフ。チケット発売中。
