(C) 2013「猫侍」製作委員会
「ぴあ」調査による2014年2月28日、3月1日に公開されたぴあ映画初日満足度ランキングは、北村一輝主演の動物“癒し”時代劇『猫侍』がトップに輝いた。2位にアメリカの介護施設で行われている認知症改善プログラムの取り組みを追った記録映画『僕がジョンと呼ばれるまで』が、3位に『ホビット』3部作の第2弾『ホビット 竜に奪われた王国』が入った。
1位の『猫侍』は、北村演じるコワモテの剣豪と暗殺するハズだった“猫”との交流を描いた時代劇。出口調査では「思っていたよりも笑えて泣ける映画だった。CGを使わないで動物の可愛さを表現しているところが凄い」「猫を懐に入れながら戦う北村一輝はカッコよくもあり可愛くもあり、おもしろかった」「俳優たちの演技がコミカルで、笑える時代劇だった」「北村一輝や寺脇康文の立回りが印象的だった」「あり得ない設定と展開が斬新。ストーリーに芯があって家族愛に心を打たれた」などの声が上がり女性から人気を集めた。
2位の『僕がジョンと呼ばれるまで』は、高齢者介護施設で実践されている認知症改善プログラムに挑戦する年配者とスタッフたちの姿を追ったドキュメンタリー作品。観客からは「観る人に希望を与えてくれる素晴らしい作品。認知症の家族や友人を持つ人を勇気付ける内容だった」「いかに“自分らしさ”を保ちながら人生を全うしていくのか、その可能性が観られたように思う」「日本でも同じ取り組みが行われているので興味を持った。勉強になったし、重いテーマを音楽や出てくる人たちの魅力で前向きに明るく捉えているのがよかった」などのコメントが寄せられた。
(本ランキングは、2月28日(金)、3月1日(土)に公開された新作映画13本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
関連記事