STRUMによる切替工事の方法について
工程は渋谷第一号踏切付近から工事桁を下げる「降下区間」、レール切断やホームを撤去する「撤去区間」、ジャッキを用いて工事桁を持ち上げる「扛上区間」など計6ブロックに区間が分けられ、同時進行で工事が進められた。
その世紀の大工事の様子を終電~始発までの時間軸に沿って、具体的に写真と共に見ていこう。
終電~始発、約1200人動員の地下化切替工事を写真で振り返る
●0時過ぎ
273メートルの工事区間に照明が点灯。大型クレーン車7台がスタンバイし、工事始動に向けて準備が進む。
●1時過ぎ
最後の下り回送電車を見送った後、工事作業員が一斉に動き出し工事が始まる。
●1時5分ごろ
渋谷第一号踏切から代官山駅間の「撤去区間」では、地上線レールの切断工事が進行。火花を飛ばしレールを切断。
●2時15分過ぎ
「撤去区間」では大型クレーン車が切断したレールをつり下げ、線路敷地外へ移動。レール撤去の下には新しい地下線が見え始める。
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