門脇麦が主演するドラマ「厨房のありす」(日本テレビ系)の最終話が24日に放送された。(※以下、ネタバレあり)
ありす(門脇)は、倖生(永瀬廉)と一緒に五條製薬の創立記念パーティー会場へ出向き、「誠士さんは、私の本当のお父さんなんですか?」と誠士(萩原聖人)から真実を聞き出そうとする。
ありすの実の父親は本当に誠士なのか? だとしたら、母・未知子(国仲涼子)が1人でありすを産んで育てていたのはなぜ? 25年前に研究所に火を付けて未知子の命を奪い、倖生の父・晃生(竹財輝之助)に横領の罪を着せたのは誰…? ありすから「あなたは、それが誰だか知っていますね?」と尋ねられた誠士は、ついに真犯人の名を明かす。
一方、その頃、心護(大森南朋)も大きな決心をしてパーティー会場に現れた。蒔子(木村多江)と道隆(北大路欣也)がいる控室のドアをたたいた心護は、2人の前で「25年前の火事、あれは事故じゃないんです」と真実を打ち明ける。
最終話では、ありすの実父が誠士であること、また、母の未知子を事故に見せかけて殺し、倖生の父・晃生に横領の罪を着せた真犯人が誠士だったことが判明。
ありすは、実父が倖生の父を死に追いやったことで、倖生と自分は「敵同士」であり、もう一緒にはいられないと関係を断とうとする。
しかし、倖生は「お父さんがどうとか関係ない。俺たちは俺たちだろ」「ありすがヘンリーとか心護さんと築いてきたような関係を、俺もこれからありすと築いていきたい」と伝え、2人は今後も一緒に寄り添っていくことを決めた。
放送終了後、SNS上には、「キャスティングもストーリーも面白かった。萩原聖人が演じる五條誠士がなかなかの悪党に仕上がっていて痛快だった」「温かくなれるドラマで好きだった。1つの部屋で真実が明かされるシーンは迫力があった」「最後に北大路欣也がASDのありすを受け入れて謝罪するシーンがグッときた」などの感想が投稿された。
また、ありすと倖生について、「2人のピュアな恋愛感がすてきで涙が出た」「心護や晃生の優しさに触れて一段と成長した倖生は、ありすと一緒に幸せになってほしい」「お母さん、お父さんが亡くなってしまったのは悲しいけれど、最後は2人が離れずにいられて、ハッピーエンドで終わって本当に良かった」といった声が寄せられた。