みなさんはどのくらいの頻度で身の回りの掃除をしますか?日々の仕事に追われるほど、つい後回しにしてしまいがちな掃除。ニフティが4871人に行った「掃除についての本音・実態調査」によると、最も多かった部屋の掃除頻度は1週間に1回が30%でした。
「平日の仕事が終わって、休みの日に部屋の掃除する人が多い」と見て取れそうな結果ですが、どうやら同じ頻度でも年代によってだいぶ開きがあるよう。実際、週一で掃除をする60代以上は82.%でしたが、30代になると64%にまで落ちています。
30代は働き盛りなので、もしかしたら仕事に疲れてしまって掃除は二の次。つい物ぐさになってしまう人が少なくないのかもしれませんね。しかし、そんな仕事に追われる人ほど、実は着目したい「掃除」。というのも掃除にこそ、仕事や恋愛を成功させる“鍵”が握られているらしいのです。
掃除だからとバカにできない!? 仕事と恋愛を成功させる掃除の効果って?
エレクトロラックス・ジャパン株式会社が20~40代の男女600人に行った「掃除に関する意識・実態調査」によれば、気づいたときにすぐ掃除をする(例:ほこりに気づいた時に掃除機を使ってすぐに掃除ができる)人ほど出世率が高く、幸福度もまた高いよう。
さらにはダイエットの成功率も上がることで、異性にモテる確率も上がるのだとか。思わず「ホント?」と疑ってかかってしまう結果だけに、それらの根拠が気になりますよね。ではさっそく同調査結果の詳細について覗いてみましょう。
出世の秘訣は掃除にアリ?掃除をする人が出世しているワケ
掃除癖のある人とない人で、いまの仕事の「役職の違い」について調査したところ、役員クラスの役職に就いている人の13人に1人が「気づいたときに掃除をする」と回答。反対に「しない」と答えた同役職の人は、41人に1人という結果が出たそうです。
この結果を見る限りでは、日頃から掃除をする習慣のある人は「出世しやすい傾向」にあることがわかりますね。ですが、どうして掃除をすることが出世に繋がるのでしょうか?
結果の続きを見てみると、掃除癖のある人の90%が「仕事だけではなく、プライベートの着信やメールにもすぐに折り返しをしている」とのこと。実際、8.5人に1人が同役職であるのに対して、レスポンスの遅い同役職の人は56人に1人という結果も出ています。
まさにそんな気配り上手なところが掃除をする癖に、ひいては将来の出世に繋がっているのかもしれません。