
紡木たく原作の少女漫画を能年玲奈主演で映画化する『ホットロード』に、木村佳乃が母親役で出演することが発表され、能年と木村がコメントを寄せた。
映画は、80年代に別冊マーガレットで連載された、紡木たくの代表作を三木孝浩監督が実写化するもの。母の愛を感じられずにいる少女・宮市和希と命知らずの不良・春山洋志の純愛を描き出す。木村が演じる和希の母親役は、夫の死後、女手一つで娘を育てながらも、高校時代から好き合っていた相手と一緒になれず、その相手を思い続けるあまり、和希を悩ませてしまう役どころだという。
木村は「大好きな漫画で何度も何度も読んだ本です。当時は和希に感情移入して、彼女に共感しながら読んでいたので、まさか自分がその母親を演じることになるなんて、何だか不思議な感じがしました」と話し、初共演となる能年について「能年さんはシャイだけれどとても瞳のきれいな方でした。あまり口数は多くないけれど、瞳でたくさん語りかけてきてくれる素敵な女優さんだと思いました」とコメント。
能年は「凄く嬉しかったです。木村さんとガッツリ演技をさせていただいて、とても勉強になりました。和希は、お母さんに対してのフラストレーションがあったからこそ、春山に惹かれた気がしました。ホットロードは親子の映画でもあると思っています。なので、しっかりやらなければ!と気合いを入れて木村さんとのシーンを大事に演じさせていただきました」と語っている。
『ホットロード』
8月16日(土)全国公開
関連記事