「『離婚するのは想像がついていたし勝手にすればいいと思うけれど、老後の面倒についてはふたりを別々に見るようなことは無理だから。自分で考えてね』とはっきり言われました。
長男は同じ市内の会社に就職しているのですが、『俺は結婚しても母さんと同居とか絶対にしないからね』と何度か口にしています。
私の依存が長男には負担だったのだ、と思うと胸が痛いですが、離婚後にここまで遠ざけられるとは思わず、寂しい気持ちでいっぱいです。
老後についてはもちろん考えているし、子どもたちの世話になるのではなく自力でどうにかする道を選ぶつもりですが、それを伝えてもなかなか信じてもらえません。
ですが、これも元夫との仲を回復できなかった自分のせいだと思っています」(女性/50代/総務)
仮面夫婦も熟年離婚も、子どもにとっては親の勝手な事情です。
それを実感するのが離婚後に知る子どものこんな様子で、身を置く家庭がいかにストレスだったかがわかります。
確かに自業自得ともいえますが、それでも、ひとりでしっかりと生きていく姿を見せ続けるのが誠意ではないでしょうか。
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