滝沢歌舞伎2014
滝沢秀明の主演舞台『滝沢歌舞伎2014』が4月7日、東京・新橋演舞場で開幕。滝沢は開幕直前に行った会見で「今年で9年目。ここまで続くとは思わなかった。変化ではなく進化することを目標にしたい」と意気込みを語った。
同公演は2006年春『滝沢演舞場』としてスタート。第1部ではフライングやアクション、大人数による和太鼓演奏などを織り込みながら、滝沢流にアレンジを加えた歌舞伎の名場面の数々を、第2部では源義経の生涯と伝説を描いた壮大な歴史絵巻を綴る一大エンターテイメントだ。
滝沢は「今回は『鼠小僧』を題材に取り入れました。当初は8万枚の小判を客席へ降らせる予定だったのですが、実際にテストしてみると「足りない」と思い、10万枚に増やしました。小判はお客様のお土産になればいいなと思います」と見どころを話しながら「なるべく滞空時間が長くなるようにと、アメリカで作ってもらった特殊なフィルムでできています」と密かなこだわりを明かした。また、海外進出について質問されると「滝沢歌舞伎と名乗りながらも“和”だけでなく、音楽など“洋”の要素も入れていますので、いずれは行きたい」と意欲を示した。
公演は5月6日(火)まで。
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