新卒・中途の入社に際し、必ず行われる「面接」という試験。得意な方もいらっしゃる一方で、どうしても苦手だという方も多いかと思います。

本記事ではそんな面接がどうしても苦手な方に向け、面接の合格確度(確率)を上げる方法を記載していきたいと思います。

 

面接に100%合格するメソッドなどない

面接は人が人を評価する試験です。一定の評価基準こそ設けてられているものの、評価を下すのが人である以上、どんな面接でも100%合格するメソッドなどはあり得ません。

しかし相手が人であることを利用すれば、「合格確度を上げること」は難しくないと考えます。要は面接時の見せ方、演出を工夫すれば良いです。それでは順を追ってみていきましょう。

 

面接の合格確度を上げる4つの作法

(1) 意欲は過去ではなく未来で見せる

面接官が求めるものに”求職者の意欲”というものがあります。この人材が入社して会社の利益になるのかを推し量るのが面接ですから、面接官はあなたの意欲を中心に探ってきます。その人がもたらす利益は「求職者の意欲に比例する」ことが多いからです。

ここでポイントになるのがあなたの”未来”の情報。

面接では「今までどんな学歴(社歴)」で、「どんなことをやってきたか」など”過去”が重視されがちですが、本来企業が知りたいのは”過去”を利用して、どのような”未来”を作ってくれるかという明確なビジョンなのです。

自分は◯◯という経験があるので、この経験を活用して貴社の◯◯に貢献する。このような未来の情報をより具体的に述べることが”本気度”のアピールに繋がります。

別にそれが本当に達成できなくても良いのです。会社に対し「どういう利益をもたらせるか」を端的に見せることができれば合格確度は向上するはずです。