(4)マイナスな事実をポジティブに見せる
面接時にどうしても自分の悪いところを話さなければならないことがあります。ここで重要なのは「自分のマイナス点をどうポジティブに伝えるか」
ポイントとして物事を他責にせず、自責で捉えることでしょうか。
例えば上司と人間関係が上手くいっていなかった場合
「自分は現職で上司と人間関係が上手くいっておりませんでした。原因は上司と私の仕事の進め方に違いがあったこと。ミーティングを増やし、意志共有の場を設けましたが自身の非力さから関係が滞ってしまった。御社に入社した暁には積極的にコミュニケーションを計り、前職の失敗を改善することで人間関係を円滑にしていきたい」
など、単に上司とウマが合わず辞めてしまった場合でも「自分に責があること」「改善しようという意識」を明示することでポジティブな印象を与えます。
人間の心理的に、良いところばかりアピールされても中々信用できないもの。だからこそマイナス点は適宜伝えるべきですが、伝え方次第でマイナスな部分を理解していただきながら、合格確度を向上させることもできるのです。
まとめ
本記事で書いた所作は面接時にやるべきことの一側面に過ぎません。実際はあなたが持つ実績、社歴(新卒なら学歴、筆記テストの結果)が大きな要因となることでしょう。
そのためこのテクニックは準備を全て行った上で更に確率を上げる補助的なテクニックだと思っていただければ幸いです。
面接は入室し、退室するまでの一挙手一投足が評価の対象です。志望する会社に合格するため考え、備え、できることは全てやる。100%が不可能ならば99.9%になるまで徹底して遂行する。これこそが合格の近道。チャンスはいつの日も準備をした者にのみ舞い降りるのですから。
志望動機や過去の経歴、やりたい業務などを練ることももちろん重要ですが、それを面接官にどう見せるかも意識してみてください。