昨年10月、記事『世界一のオンラインゲーム「League of Legends」の日本代表が決定! 白熱の展開をレポート』 で、PC周辺機器メーカー・ロジクールの特別協賛により行われた熱戦の様子を伝えた。
同11月28日~12月1日にかけて中国・昆山にて行われた“eスポーツのオリンピック”=『World Cyber Games2013 Grand Final』(WCG2013)での世界大会で、日本代表チームの「Rampage」は、ブラジル代表の強豪「Kabum!」を破るなど大健闘。結果的にプレイオフ進出はならなかったものの、その他のタイトルも含め、世界40ヵ国・500人の選手が参加し、全世界の配信視聴者数が累計1億5000万人にも及んだビッグイベントで存在感を示した。
このように、「eスポーツ」がいま、世界的に大きな盛り上がりを見せている。既報のとおり、『League of Legends』(LoL)はアメリカ政府が同タイトルの公式大会「League Championship Series」に出場する外国人選手に対してプロアスリート用のビザを発行しており、すでにメジャースポーツと同等の扱いを受けている。
また、同じくWCG2013の種目になったタイトル、戦車で戦うオンラインゲーム『World of Tanks』(WoT)は、2014年4月時点で全世界の会員数がおよそ8000万人に及び、2月にXbox 360用ソフト『World of Tanks: Xbox 360 Edition』の配信が開始されたこともあって、日本でもプレイヤー数を飛躍的に高めている状況だ。
さらに、WCG2013で日本人プロゲーマー・ふ~ど氏が見事に優勝を果たした格闘ゲーム『Super Street Fighter IV Arcade Edition』も、世界中で国際大会が開かれる人気タイトル。新キャラクターの追加、システムの変更などさらに進化した『ULTRA STREET FIGHTER IV』が4月17日、アーケードでリリースされており、日本人選手の世界をまたにかけた活躍に期待がかかっている。