みなさんは「eスポーツ」という言葉をご存じだろうか? 対戦型コンピュータゲームをスポーツとして捉えた言葉で、戦略と技術を極めたプレイヤーたちの熱い戦いは、スポーツと同様にファンを熱狂させている。
日本のゲームフリークの間では、昨年発表した自伝『勝ち続ける意志力』(小学館101新書)がベストセラーになったギネス認定のプロ格闘ゲーマー・梅原大吾氏が有名だが、世界ではゲームで一流スポーツ選手並みの収入を得ている“1億円プレイヤー”もいるほどだ。
そのなかで世界一の“競技人口”を誇るタイトルが、仲間との協力プレイで敵チームの本陣を落とすWindows用のPCゲーム『League of Legends』(リーグ・オブ・レジェンズ/略称LoL)。全世界でプレイヤー人口が約7000万人とされ、これはスポーツとして認知されれば、規模としてはオリンピック競技になってもおかしくない数字だ。アメリカ政府は同タイトルの公式大会『League Championship Series』に出場する外国人選手に対してプロアスリート用のビザを発行するなど、すでに“スポーツ”であることを認めている。
そんなLoLのファンにとって注目のイベント、『World Cyber Games2013 League of Legends日本代表決勝戦』が10月5日、PC周辺機器メーカー・ロジクールの特別協賛により、秋葉原の「ALIENWARE ARENA in アイ・カフェ AKIBA PLACE」で開催。11月28日(木)~12月1日(日)にかけて、中国・昆山で行われる世界大会本戦への切符をかけて、予選を勝ち抜いた日本のトッププレイヤー20人、4チームが白熱の試合を展開した。