みなさんは普段料理をするときに「キッチンハサミ」、使っていますか?
日本では、8割以上の人が、食材を切るときに包丁とまな板を使っており、「それが当たり前!」と思う人も多いはず。でも一方で、77.3%もの人が「包丁とまな板を出すのが面倒…」と思っている事実も明らかになってきました。
今回は、文具や日用品を販売する「コクヨ」が行った「キッチンハサミと料理に関する意識調査」のアンケート結果をご紹介します。
調理にキッチンハサミ使ったことある?
8割以上の人が包丁を使う「包丁大国ニッポン」。実は諸外国では包丁を使わずに、ナイフやハサミでカットしてそのまま調理をする「空中料理」が浸透しています。
週に1~2回以上自炊をする20代~50代の男女に「キッチンハサミ」を使った調理をしたことがあるか尋ねたところ、66.9%の人が経験ありと答えています。
一方で、「キッチンハサミのみを使って調理した料理=手料理だと思いますか?」という問いには、29.3%が「そう思う」と回答。包丁とまな板を使用した料理=手料理と考える人が多数派な中で、空中料理も手料理と認められ始めています。
筆者は「空中料理もれっきとした手料理だと思う!」派です。ぜひ広まって欲しいですね。
キッチンハサミを使っている人の声
キッチンハサミを使っている人からはこんな声が挙がっています。
「肉は包丁で切るのが難しいので、キッチンハサミで切る」
「フライパンに入れてしまったものを切りたいというときにキッチンハサミを使う」
「洗い物を増やしたくない時や、肉のトレーそのまま使いたい時は、キッチンハサミを使います」
「衛生的に、お肉をまな板で切りたくないので、ブロック肉以外はハサミを使っています」
キッチンハサミなら、まな板を使わないので洗い物が少ないのもうれしいですよね。
包丁とキッチンハサミの併用もおすすめ。食材ごとに包丁を洗い直す必要がなく、スムーズに調理ができるというメリットもあります。
今後キッチンハサミを使ってみたい人は約6割!
最後に、今後キッチンハサミを使ってみたいか尋ねたところ、10人に約6人(66.6%)が「使ってみたい」と答えています。
今、キッチンハサミは各メーカー、どんどん進化しています。
今回調査を行ったコクヨでも、2024年5月には「洗えるハサミ<サクサ>」を新発売。まさにハサミのプロでもある、文具メーカーの作るキッチンハサミということで注目されています。
丸ごと洗ってもサビにくく、食洗機も使えるので便利そう。通常のキッチンハサミと比べてコンパクトですが切れ味は抜群。滑って切りにくいものもしっかりと挟みこむギザ刃も搭載されています。
まだまだ包丁・まな板での調理が一般的ですが、仕事に家事にプライベートに忙しい毎日だからこそ、ラクできるところはラクしていきたいもの。
ぜひみなさんも、毎日の暮らしにキッチンハサミを取り入れて、「空中料理」を始めてみませんか?
「キッチンハサミと料理に関する意識調査」
調査期間:2024年4月17日~2024年4月19日
調査対象:「包丁・まな板、キッチンハサミを使うような料理(自炊)を週に1~2回以上する」と回答した20代~50代 890人
調査方法:インターネット調査
調査主体:コクヨ