TPDの勢いが止まらない!
2013年、17年ぶりに新メンバーで復活した往年の名グループ「東京パフォーマンスドール」(TPD)。今年2月に注目のアイドルグループ特集記事の中で、この新生TPDを「2014年にググッと伸びると予感しているグループ」とご紹介、さらにはTPD大特集でその魅力を詳しくお伝えしました。

それから2か月半、新生TPDは、いままさしく破竹の勢いで活動を繰り広げています。本拠地である渋谷の劇場「CBGKシブゲキ!!」では、演劇とライブの融合形であるPLAY×LIVE「1×0」(プレイライブ「ワンバイゼロ」)をNew Versionで公演。3月からは積極的に対バンライブにも出演し、より多くのアイドルファンの前でパフォーマンスしています。

そして6月11日にはデビューシングル『BRAND NEW STORY』がTVアニメ「金田一少年の事件簿R」のオープニングテーマに決定、各地でリリースイベントを開催するなど、連日新しいニュースが飛び込んでくる状況なのです。

今回は、そんな激動のTPD大特集パート2をお送りします。PLAY×LIVE「1×0」New Version、そしてデビューシングル&リリースイベント、さらに4月27日に出演した大規模イベント“LiVE GiRLPOP”Vol.3をレポート。さらにはメンバーの皆さんにインタビューを敢行。お楽しみに!

 

カメラマン 江熊麗志
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ではまず、PLAY×LIVE「1×0」エピソード3についてレポートしていきましょう。この「1×0」、全部で5エピソードあるのですが、エピソード3はちょうどその真ん中、物語がさらに佳境に入っていく部分です。どのエピソードから見ても大丈夫なように作られているのですが、これまでに張られていた伏線が展開し、さらに大きな謎となるような展開もあったりして…。

エピソード3の特徴と言えるのは、ストーリーの時間が大きく動いていくところ。映画であれば「パルプ・フィクション」や「メメント」といったところが有名でしょうか。映像作品ではおなじみでも、全てがライブで展開する舞台上では、なかなか難しい手法なのでは?そんなチャレンジングな舞台を演じ切るTPDも素晴らしい!未見の方にも是非一度体験してみていただきたいです。ストーリー部分も本当にあなどれないんですよ!

そして、今回の主役である櫻井さんが演じるイサキと浜崎さんが演じるカホは、それぞれに素朴そうだったり、おとなしそうだったり、でもそれぞれに語られなかった過去を隠していて…。二人の過去と秘められた思いに、目頭が熱くなることもしばしば。メンバー同士の友情を描いたエピソード1、アイデンティティを描いたエピソード2に続いて、エピソード3でも胸を打つストーリーとお芝居を見せてくれます。