さてさて、ここでインタビューパートは一休み。PLAY×LIVE「1×0」のもう一つの軸である「DANCE SUMMIT」についてもレポートさせてください。しっかりとお芝居を見せてくれる演劇パートに対して、DANCE SUMMITパートは、ダンスと歌のパフォーマンスを次から次に見せてくれる部分。この二つを全力全開で楽しませてくれるのが、TPDの素晴らしいところだと思います。

 

カメラマン 江熊麗志
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さらに今回の公演からはNEW VERSIONになりました。再演の時から比べても、細かい部分の映像による演出や、セットリストがブラッシュアップされています。初演・再演を見ているリピーターの方でも、初めての方でも楽しめる構成なんです。

ハットと手袋が印象的なダンスは初めて見たんですが、セクシーな要素もかなり取り入れていてカッコいい!フレッシュさだけではないTPDの魅力にクラクラします…。もちろんラストの『DREAMIN'』からアンコールの『WEEKEND PARADISE』の流れはテッパン。パフォーマンスの最後に、ともかく幸せになれる時間がやってくるんです。

 

では、もう一度インタビューに戻りましょう。今度は6月11日に発売されるデビューシングル『BRAND NEW STORY』、そして4月12日からスタートしたリリースイベントについてもメンバーの3人にお話をうかがっています。

インタビューの中に織り込まれている写真は、リリースイベント二日目のもの。凛々しくもかわいらしくもあるTPDの姿にご注目を!

 

――いよいよ6月11日にデビューシングル『BRAND NEW STORY』が発売されますね。この曲は、TVアニメ「金田一少年の事件簿R」のオープニングテーマになっています。

かほ「初回放送を見たんですけど、なんだか自分たちが歌っている曲だと思えなくって。最初、合成じゃないかと思いました…(笑)。」

――声だけ合成するのも大変そうですね(笑)。

かほ「そのくらい現実感がなくて!でも、オープニングを見ていたら渋谷みたいな場所のシーンがあったり、扉が開いて光が差し込むシーンや、みんなで駆け出すシーンがあって、「1×0」とつながっている感じがしました。」
 

なな「オープニングのクレジットで東京パフォーマンスドールって出たら「おー、TPD!」と思って(笑)。何度も見ちゃいましたね!これから、もっとお客さんの前で歌っていくことで、浸透していって…。『BRAND NEW STORY』という曲が、もっともっと自分たちの曲になっていくと思います。」

――なるほど、何度も歌っていく中で、自分たちの定番にしていくわけですね。

いさき「「金田一少年の事件簿」シリーズファンの方にも、認めてもらえるようにがんばりたいです。アニメファンの人にも、好きになってもらえたらって思っています。私もアニメが好きなので、好きなアニメの主題歌はすごくチェックするんです。主題歌ってすごく大切で、注目されますよね。アイドルファンの方はもちろん、アニメファンの方にも聞いていただけたらって思います。」

 

かほ「「金田一少年の事件簿R」の放送が、小さいお子さんからお年寄りの方まで見ていただける、すごくいい時間帯の放映なんです。いろんな方に届く、いいチャンスだと思います。」

なな「幅広い年齢層の方にファンになっていただきたいです。「1×0」にお子さんを連れてきてくださるお客さんもいらして、すごく嬉しくて!これからいろんな方に届けたいですね。」

――色々な人に届けると言えば、これから各地でのリリースイベントも始まりますね。

いさき「いよいよですね~!」

なな「ホントに早い!」

かほ「はじめての千葉!」

 

――フリーの場所でステージに立つ、というのがTPDにとって初めてですよね。「1×0」にしても対バンライブにしても、これまではチケットを購入したお客さんの前に立っていたわけですから。

いさき「これまでとは目的が違う方もいらっしゃるんですよね。どれだけ足を止めていただけるのか…。一度足を止めてもらったら、自分たちのファンに引き込みたいです。」

なな「この子たちの歌、もっと聴きたい、と思ってほしいです。「東京パフォーマンスドール?」って気にしていただいて。家族連れのみなさんも含めて、ちょっと耳にした方の足を、キャッチーな感じで止めたいんです。本当にワクワクです。新しいストーリーを始める、みたいな…。」

かほ「幼稚園くらいのお子さんから、同世代の方にも憧れていただけるようになりたいです。」

いさき「地方にもファンを広げたいですね。自分が地方(山口県)に住んでいた時は、あまりたくさんのアーティストを知らなかったから…。いろいろなところにTPDの名前を広めたいです。」