松岡茉優(C)フジテレビ

 7月期の新ドラマ「ギークス~警察署の変人たち~」(フジテレビ系)で主演を務める松岡茉優が放送を前に囲み取材に応じ、ドラマの魅力や撮影現場の様子、共演者の田中みな実と滝沢カレンの印象を語った。


 タイトルにもなっている「ギーク(GEEK)」とは、好奇心旺盛で卓越した知識や技術を持っていながら人間関係が苦手な“賢いオタク”のこと。本作は、そんな頭は切れるのに人間関係に難アリな警察署勤務の3人の女ギークが、定時までに事件を解決する痛快エンタメドラマ。


 高い証拠分析能力を持つ主人公・西条唯を松岡が演じ、心理分析のプロ・吉良ます美役を田中が、地理に精通した“地理ギーク”の交通課員・基山伊織役を滝沢が演じる。


 松岡は、本作について「3人のギークが井戸端会議をしている中で、いつの間にか事件を解決してしまい、結局それを聞きにきた刑事課の刑事さんの手柄になってしまう。西条さんたちは手柄が欲しいわけではないので、自分たちの手柄を『どうぞ、どうぞ』と差し渡してしまう、その潔さが楽しいです」と魅力を語った。


 松岡と田中と滝沢の“会話劇”が中心となる本作。田中と滝沢の印象を聞かれると、「3人のクランクインが居酒屋での会話が続くところの撮影だったのですが、3人で円卓に座って話していたら、するすると馬が合って、あっという間に仲良くなりました。お2人に共通しているのは、うそがなくて、すごくピュアなところです。お2人と会話していると、こちらも自然体でいられるなと日々実感しています」と笑顔で話した。


 「2人からどんな刺激を受けている?」との問いには、「カレンさんは心のきれいな方で、撮影時に演出を受けるときも、『それはこういうことですか?』と真っすぐに聞かれていたり。新鮮な言葉を毎日くれて、心が洗われます」と回答。


 田中については「みな実さんが『おはようございまーす』と入って来ると現場が一気に明るくなって。『茉優ちゃん、なんか今日寝不足?』と話し掛けてくれたり、今、現場の皆がみな実さんに恋してると思います。現場にお花を咲かせてくれているのが、みな実さんですね」と撮影現場の様子を語った。


 ドラマは、7月4日夜10時から放送スタート。毎週木曜10時からフジテレビ系で放送。