ドラマ「ギークス~警察署の変人たち~」制作発表 (C)エンタメOVO

 ドラマ「ギークス~警察署の変人たち~」の制作発表会見が4日、東京都内で行われ、出演者の松岡茉優、田中みな実、滝沢カレン、中村蒼、白洲迅、泉澤祐希が登場した。


 本作は、好奇心旺盛で卓越した知識や技術を持っているのに、人間関係が苦手な警察署勤務の女ギーク(=賢いオタク)たちが、週末の井戸端会議で事件解決をスーパーアシストしてしまうドラマ。


 主演の松岡は、「肩の力を抜いて見てもらえるゆるいドラマになっています。お家で晩酌をしながら、謎解きを楽しみながら、私たちの井戸端会議に参加してもらえたらうれしいです」とアピール。


 共演中の田中と滝沢とは「プライベートでも仲良しになった」といい、2人について「本当に大好きです」と話すと、田中もうなずき「オフの日も3人で集まって、ご飯に行くくらいの仲良しです」と声を弾ませた。


 ドラマの内容にちなみ、会場に集まった観客が悩みを打ち明け、キャスト陣が解決する「井戸端会議でお悩み解決!」コーナーが開催される場面も。


 「もう30代なのに将来の目標が決まっていない。どうしたらいい?」という女性の悩みに対して、松岡は「不安に思う気持ちは分かりますが、全然オッケーです。“生きて食べて死ぬ”は全員同じことなので、全然いいんじゃないでしょうか」とコメント。


 田中は、「私は目標みたいなものは、あまり決めたことがなくて、目の前のことを1つ1つ丁寧に確実にやっていく中で、こうなれたらいいなというビジョンが浮かんできたんです。なので、目標を決めようと思わずにやっているうちに何かが見えてくると信じています」とアドバイスした。


 終盤では、主題歌『自分自身』を歌うサンボマスターの山口隆らがサプライズで登場。


 楽曲制作への思いを聞かれた山口が、「プロデューサーの方とお話ししたときに、本当に真面目で、それがうれしかった。こんなに一生懸命に本気でドラマを作っているんだな、人生を懸けているんだなと思った。その思いを出せたらと思って」と熱く語ると、感想を聞かれた滝沢は「本当にありがとうございます。やっぱり言葉だけでは…」と話し出すと、感極まって号泣。


 松岡が「大丈夫?」と寄り添い、田中が「ゆるく見られるドラマですけれども、皆熱い思いを持って真剣に作っているんです。皆さん、ぜひご覧ください」とフォローすると、ひとしきり泣いた滝沢は「すみません、取り乱しました…」と謝罪し、笑いを誘った。


 ドラマは、4日22時からフジテレビ系で放送スタート。毎週木曜22時放送。