五郎丸歩 ©JRFU, Photo by RJP K.Demura
5月25日(日)・国立競技場でラグビーワールドカップ最終予選でもあるアジア五カ国対抗・日本代表×香港代表がキックオフを迎える。改修工事前の最後のスポーツ公式戦となる今試合。スポーツの聖地・国立競技場とラグビーの相思相愛の関係性に迫る。
日本代表副キャプテン・五郎丸の誓い
スポーツの聖地・国立競技場が、56年の歴史に幕を下ろそうとしている。そして、スポーツの公式戦のトリは、ラグビー競技が務めることになった。
現在、日本代表は、2015年に英国を中心に開催される第8回ラグビーワールドカップ(RWC2015)のアジア最終予選を兼ねたアジア五カ国対抗(A5N)に参戦している。1位になればアジア代表の座を獲得できるのだが、すでにフィリピン代表、スリランカ代表、韓国代表を下し、最終戦の香港代表戦を残すのみ。香港代表も他の3カ国を下しており、出場権をかけた全勝対決となる。
他チームとの対戦比較から日本代表優位は揺るがないが、香港代表には、日本のトップリーグでプレーした経験者もおり、決して侮ってはいけない相手だ。
日本代表のバイスキャプテンである五郎丸歩は言う。「ラグビーが最後(の公式戦)を務める責任もあるし、アジアのチャンピオンらしいプレーがしたいです」。
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