エドガー・ライトが、マーベルのスーパーヒーロー映画『Ant-Man』の監督を降板した。ライトの視点とマーベルの視点に食い違いがあることが理由らしい。マーベルは急遽、次の監督を探す姿勢で、来年7月の北米公開予定日を延期するつもりはないという。

ライトは、サイモン・ペグ、ニック・フロスト主演の『ホット・ファズ/俺たちスーパーポリスメン!』『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』などをヒットさせてきたイギリス人監督。『Ant-Man』は彼にとって初めての大型アクション映画で、期待が集まっていた。

『Ant-Man』の主役にはポール・ラッド、悪役にはマイケル・ダグラスが決まっている。ほかにエヴァンジェリン・リリー、パトリック・ウィルソンらが出演する。

文:猿渡由紀