IT分野の大学として、日本の大学で初のパートナー協定
2024年8月1日、東京通信大学とJapan Digital University、ウズベキスタン共和国デジタル技術省による三者協定が締結されました。この協定では、日本におけるオンライン大学のパイオニアである東京通信大学が、ウズベキスタンのICT教育の発展のために、これまでのIT人材育成の経験を活かして協力していくことが合意されました。両国の教育協力を通じて、グローバルな人材育成も図ります。
この協定は、ロスタム・カリムジョノフ副大臣の来日に合せて結ばれました。大使館では副大臣・大使も交えた会談も行われ、Japan Digital Universityの設立・運営に携わる株式会社デジタル・ナレッジ 代表取締役社長 はが 弘明氏、本学からは木村 泰己 常務理事、情報マネジメント学部 学部長 加藤 泰久 教授が参加し、ウズベキスタンの経済発展やIT人材育成の重要性について意見を交わしました。
協定の締結をする本学 木村泰己 常務理事(左)とウズベキスタン共和国 ロスタム・カリムジョノフ副大臣(右)
左:本学 加藤 泰久教授 右:株式会社デジタル・ナレッジ 代表取締役社長 はが 弘明氏
ウズベキスタン共和国は「IT立国」を掲げ、特に近年は国を挙げて該当人材の育成に投資をしています。首都に建設されたオフィスビル「ITパーク」では現在2187社(タシケント1313社+地方都市874社)、うち海外のIT企業登録社数は558社(タシケント514社+44社)(2024年6月現在)が稼働しており、ウズベキスタン全土で約25%(タシケントでは40%)の割合で海外のIT企業が登録を行うIT業界では注目されている地域になります。[千小1] ITインフラ、ITサービスの拡充に力を入れ、その成長には目を見張るものがあります。
東京通信大学はオンライン完結型で、通学ゼロでも卒業可能なことから、海外から学ぶ学生も在籍中です。そうした特長を生かし、2020年からウズベキスタン共和国のJapan Digital Universityと協力し、ダブル・ディグリー制度を設けています。多くのウズベキスタンの学生が、母国にいながらにして日本の大学で学びを進めており、今年度は卒業生も輩出。日本での就職を目指して勉学に励む学生たちの多くが、「いずれは故郷に帰って、ITを使った事業・サービスに携わりたい」という想いを口にします。
今回の協定の締結により、よりきめ細かな教育機会の提供が可能になります。本学はこれからも、IT立国を目指すウズベキスタンとともに、IT人材の育成のために邁進していきます。
■ウズベキスタン共和国について
中央アジアの内陸国。首都はタシケント。面積は44万8,969平方キロメートル、人口は3,570万人。国家語はウズベク語。ロシア語も広く使用されています。(2024年8月時点:外務省HPより)
■Japan Digital University について
ウズベキスタン共和国で2020年に設置された正規大学で、ウズベキスタンで教育を受けながら、日本の提携大学の教育プログラムを受講し、卒業までに日本の提携大学の双方から学位を取得するダブル・ディグリー制度を設けています。Japan Digital Universityは、日本のe-learning事業を行う株式会社デジタル・ナレッジの100%子会社であるJDU-LLCが運営。
https://jdu.uz/
■東京通信大学について
2018年4月に開学した文部科学省認可の通信制大学。1回約15分の講義動画をオンラインで受講、通学不要で卒業が可能です。「時間・場所・費用」の制約を超え、より多くの人々に教育の門戸を広げています。「情報マネジメント学部」「人間福祉学部」の2学部を設置。“4年間”の学費は83.4万円から(入学金込み)。東京・大阪・名古屋の駅前にキャンパスも構え、学生は図書館や自習スペースを利用することができます。自分のペースで学べるから10代から80代まで、様々な年代を含む約6,000名の学生が学んでいます(2024年4月時点)。
https://www.internet.ac.jp/
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