空前の「ひとり旅」ブーム到来! この秋、出かけたくなる温泉の魅力・情報が満載
株式会社河出書房新社(東京都新宿区/代表取締役 小野寺優)は、世界33か国、1000か所以上の温泉を訪れた、「ひとり温泉」ブームの立役者・山崎まゆみさんによる書き下ろし『ひとり温泉 おいしいごはん』を、河出文庫より2024年9月6日に刊行いたします。
■めくるめく魅惑の旅案内『ひとり温泉 おいしいごはん』
翌朝、やや熱めのお湯に入り、身体をシャキッとさせる。
あれ、身体が軽い。肩のコリがない。顔の肌色がワントーン明るい。
2日目からは読書が進む。静かな客室で好きなだけ読む。気分転換にお風呂に入り、たまにうたた寝し、そしてまた読書。本が繰り広げてくれる世界へ入り、しばし浸る。
至福以外の何ものでもない。
(本書「まえがき」より)
ひとり身軽に、気の向くままに――。
誰にも気兼ねせず温泉でほっこり癒され、土地のおいしいものを堪能し、地元の人々と交流する「ひとり温泉」が人気を集めています。
日本国内を中心にアメリカ・オーストリア他世界33か国、計1000か所以上の温泉を訪れ、その湯を堪能した著者・山崎まゆみさんは、ひとり温泉について「至福以外の何ものでもない」と明言。
本書では、著者自身が20年以上の年月で培った経験から、ひとり旅ならではの旅の準備、宿選びのコツ、タイプ別「マイ温泉」の見つけ方などのノウハウを惜しみなく伝授。女性の一人旅への不安を解消するアドバイスも豊富です。
第2章 ひとり温泉 タイプ別マイ温泉を見つけよう(P56~P57より)
天候によって、行っても、行かなくてもいい。ひとり温泉にとって最も重きを置く“気ままさ”が担保される。晴れたら行ってみよう、明日の天候と気分次第。この構えない感じが嬉しい。
(本書P97より)
全国各地で舌鼓を打った郷土料理、土地の食材や各旅館が誇る名物料理の数々、各温泉の歴史、泉質、効用から、温泉街で道すがら目にした光景、ワンエンドオンリーな宿の佇まいや雰囲気、忘れがたい人々との出会いまで。まさに情報量満載の「かけ流し」スタイルでつづられたエッセイからは、ひとり温泉の魅力がこんこんと溢れ出ます。
2024年に訪れた最新「ひとり温泉」の収録も嬉しい、読めば誰もが旅に出たくなる魅惑の一冊です。
第3章 ひとり温泉 旅に出る(P84~P85より)
■『ひとり温泉 おいしいごはん』目次
まえがき
第1章 ひとり温泉 旅の準備はここから
練達者“寅さん”に見るひとり旅の極意/宿滞在で大切にしたい6つのこと/リスク回避の宿選び/はじめての「ひとり温泉」に適した宿/仕事帰りもOK! 近隣の温泉で楽しむ「ひとり温泉」
第2章 ひとり温泉 タイプ別マイ温泉を見つけよう
あなたはどのタイプ?/1. とことんひとりになりたい/2. 時にひとり、時に賑やかにしたい、ちょっと寂しがり屋/3. 温泉を知りたい――泉質別マイ温泉を探す/4. 旅先での出会いを求める/5. 「ひたすら、おいしい!」を求めたい
第3章 ひとり温泉 旅に出る
とにかく美味を堪能!/ゆったり読書三昧/ひとり散策、いと楽し/至福のお湯に浸って/秘湯で、しっぽり/プチ蒸発
あとがき
■著者紹介
山崎まゆみ(やまざき・まゆみ)
温泉エッセイスト・跡見学園女子大学兼任講師(観光温泉学・観光取材学)
新潟県長岡市出身。世界中の温泉を巡り、「温泉での幸せな一期一会」をテーマにテレビやラジオ、雑誌、新聞などでレポートをしている。内閣府「クールジャパン・アカデミアフォーラム」、内閣官房東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会推進本部事務局「ユニバーサルデザイン2020関係府省等連絡会議 街づくり分科会」「ユニバーサルデザイン2020評価会議」や観光庁や地方自治体の観光政策会議に有識者として多数参画。
著作に『宿帳が語る昭和100年 温泉で素顔を見せたあの人』(潮出版社)、『さあ、バリアフリー温泉に出かけよう!』、文庫『温泉ごはん』(小社刊)など多数。NHKラジオ深夜便に出演中(毎月第4水曜日)
http://ingsnet.com/mayumi/
■書誌情報
書名: ひとり温泉 おいしいごはん(河出文庫)
著者: 山崎まゆみ
仕様:文庫版/並製/224ページ
発売日:2024年9月6日
税込定価:891円(本体810円)
ISBN:978-4-309-42134-6
カバーデザイン:トンプウ/カバーイラスト:チチチ
書誌URL:https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309421346/
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