著者による独自取材で菅野よう子と渡辺信一郎の音楽作劇術に迫ります。




株式会社ディスクユニオン(千代田区/代表取締役:広畑雅彦)の出版部DU BOOKSは、2024年8月30日(金)に『「カウボーイビバップ」のサウンドトラック 菅野よう子と渡辺信一郎の音楽作劇術』(ローズ・ブリッジス著、長尾莉紗訳)を発売しました。

テレビ東京系などでの放映から25周年を経た今も、その“スペースジャズ”というコンセプトで唯一無二の存在感を放つ『カウボーイビバップ』のサントラについて解説する、初の音楽書です。

米デトロイト出身の音楽学者であり、北米最大規模のアニメサイトAnime News Networkにも寄稿していた著者ローズ・ブリッジスが本書のために菅野よう子、渡辺信一郎監督のほか、エミリー・ビンディガー、スティーブ・コンテら、サントラ制作陣を新たに取材

・菅野よう子の音楽は、いかにしてキャラクターの内面や物語の進行を巧みにサポートしているのか?
・渡辺信一郎は、いかにして音楽を視覚的なストーリーテリングと融合させたのか?
といった切り口で、単なるBGMではなく、物語の一部として機能するサントラの創作術に迫った一冊となっております。

日本語版には、音楽ライターの小室敬幸さんによる解説も収録。内容のみならず、著者のこれまでの経歴や実績等のバックグラウンドにまでフォーカスすることで、本書のテーマを掘り下げ、より一層魅力を引き出す解説をご執筆いただきました。

《書誌情報》
『「カウボーイビバップ」のサウンドトラック』
著者:ローズ・ブリッジス
訳者:長尾莉紗
解説:小室敬幸
判型:四六・並製・208ページ
定価:本体2,400円+税
ISBN:978-4-86647-216-4
発売日:2024年8月30日(金)
発売元:株式会社ディスクユニオン
発行元:DU BOOKS
商品紹介ページ:https://diskunion.net/dubooks/ct/detail/DUBK368

《著者略歴》
デトロイト出身の作家、作曲家、学者。ジョンズ・ホプキンス大学で作曲を学んだ後、ボストン大学で音楽学修士号を、テキサス大学オースティン校でPh.D(博士号)を取得。主な研究対象は映画やテレビのサウンドトラック、日本のポピュラー音楽や映画音楽(特にアニメーション)、1960年代から1980年代のアメリカ/イギリスのポピュラー音楽。大学などで教鞭を執る傍ら、ライターとしてメディアやエンターテイメントに関する記事もインターネットで数多く執筆。日本のアニメとマンガに関する英語のニュースサイトで最もよく読まれているAnime News Networkの定期編集・寄稿者も務めていた。

《訳者略歴》
早稲田大学政治経済学部卒。翻訳家。訳書に『ROOKIE YEARBOOK TWO』(共訳)、『声をあげて、世界を変えよう!』、『アート・アンド・メイキング・オブ・ブレット・トレイン』(いずれもDU BOOKS)、『マイ・ストーリー』、『約束の地』(ともに共訳、集英社)、『確率思考』(日経BP)、『ディセンダント』(小学館)、『スター・ウォーズ ビジュアル事典 ドロイドの秘密情報』、『スパイダーマン ホームカミング』、『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』(いずれも共訳、講談社)などがある。

《解説者略歴》
東京音楽大学で作曲を学んだ後、同大学院では音楽学を専攻。修了後は大学の助手と非常勤講師を経て、現在は音楽ライター。クラシック音楽、現代音楽、ジャズ、映画音楽を中心に演奏会やCDの曲目解説、雑誌やWEBメディアにインタビュー記事を執筆。また、現在進行形のジャズを紹介するMOOK『Jazz The New Chapter』にも寄稿している。共著に『聴かずぎらいのための吹奏楽入門』『commmons: schola〈音楽の学校〉vol.18 ピアノへの旅』。
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