数多くの企業やクリエイターとのコラボレーションにより、次々とユニークなグッズを生み出し続けている、円谷プロダクションと新進気鋭のアーティストによるコラボプロジェクトである「TCJ(円谷プロダクションクリエイティブジャム)」から、超個性的な新作グッズが登場!
初代ウルトラマンの顔を再現した木魚「ウルトラ木魚」が発売決定。オフィシャルショップ「CJ MART」にて予約受付が行われており、価格は108万円(税込)と9万1800円(税込)。発送時期は2017年3月下旬を予定しています。
仏壇職人でありデザイナーとしても活躍されている都築数明(つづきかずあき)の手によって生み出された「ウルトラ木魚」。
「漆塗り」と「箔押し」という2つの技術を駆使し、国産木魚職人のハンドメイドによる希少な国産木魚という伝統とこだわりが詰まった逸品となっています。
ウルトラマンのシンボルであるカラータイマーの付いた台座や、科学特捜隊の流星バッジをデザインしたバチなど、あちこちに散りばめられた意匠にもご注目ください。
「ウルトラマン放送50周年記念プロジェクト」と題して、「TCJ」から展開される一連の商品の中でも、特に目を引く「ウルトラ木魚」。一見かなり奇抜な企画にも思えますが、モデルになっている『初代ウルトラマン』では、ウルトラマンに倒された怪獣を弔う「怪獣供養」の様子が描かれた『怪獣墓場』(第35話、"亡霊怪獣"シーボーズ登場回)というエピソードもあり、ウルトラ木魚の誕生の背景にも、そのエピソードの存在が大きなヒントになったとのこと。
ウルトラ木魚は、「TYPE-F」「TYPE-F(大)」「TYPE-S」というサイズ、価格が異なる3つの形態でリリースされ、完全受注生産の商品となっています。
ちなみに、余談ですが怪獣や宇宙人の霊魂が漂う"怪獣墓場"という概念は、以降のウルトラシリーズや派生作品でも度々登場することとなります。今も、宇宙のどこかで彷徨い続けているであろう怪獣たちを供養する意味でも、生まれるべくして生まれた商品といえます。
そういえば、『帰ってきたウルトラマン』では、観音像を破壊したグロンケンという罰当たりな怪獣が登場し、『ウルトラマン80』では、観音様の力を 借りてヒーローが怪獣を封印するというエピソードもありました。そう考えてみると、ウルトラマンと伝統仏具のコラボも何だかナチュラルなものに思えてきま すよね。
ウルトラ木魚ラインナップ
ウルトラ木魚TYPE-F
●価格 91,800円(税込)
●サイズ 高さ10cm×幅10.5cm×奥行11cm
●木製箱入り
ウルトラ木魚TYPE-F(大)
●価格 1,080,000円(税込)
●サイズ 高さ20cm×幅30cm×奥行40cm
●木製箱入り
ウルトラ木魚TYPE-S
●価格 91,800円(税込)
●サイズ 高さ13.5cm×幅10cm×奥行11cm
●木製箱入り