おいしい鯨肉を日本の食卓へ届けるため、73年ぶりに新造された「関鯨丸」の最新設備が可能にした品質 https://www.tsukijiichiba.com/user/collection/1028




生鮮・グルメ食品のインターネット販売を主としてビジネスを展開する株式会社 食文化(東京都港区東麻布、代表:萩原 章史)は2024年9月、運営する「うまいもんドットコム」「豊洲市場ドットコム」等において、世界で唯一、母船式捕鯨を行う共同船舶株式会社、豊洲市場のなかでも鯨の扱いに長ける仲卸東研の協力のもと高品質の国産ナガス鯨をお届けする特別企画をご用意しました。筋が少なく旨みの強い「赤身」と1頭から0.4%程度しか取れない希少部位「脂須の子」のセットです。
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昭和40年代までは大衆的な存在だったナガスクジラ


鯨肉食は戦後の食糧不足を補うとして、GHQ管理下のもと積極化し、1960年には国民一人当たりの食肉供給量で牛、鳥、豚を上回っていました。そして当時を知る人はやはり、「ナガスクジラは特別においしかった」といいます。



今年7月、約半世紀ぶりにナガス鯨の捕鯨枠が発給されました。
現在4頭の捕鯨に成功しています。今回はそんな希少な国産ナガス鯨をお届けする特別企画です。世界で唯一、母船式捕鯨を行う共同船舶株式会社、豊洲市場のなかでも鯨の扱いに長ける仲卸東研の協力のもと高品質の国産ナガス鯨をお届けします。
注目のナガスクジラ捕鯨枠、59枠が発給
今年加わったナガス鯨を含め、商業捕鯨の対象は4鯨種。なかでも体長20~30mと最大級のナガス鯨には上質な脂がのり、最上の肉質とされています。


クセがなく上品、もっちりときめ細かく旨味に富みます。ここ約50年間は商業捕鯨の対象外だったため、その希少さも相まって「幻」とも称されていました。ごくまれにアイスランド産のナガス鯨が出回ると、尾の身は松阪牛にも匹敵するほどの高値で取引されるのです。



鯨資源を最大限生かすための商業捕鯨
2019年日本はIWCを脱退し、これまでの調査捕鯨という形から商業捕鯨に舵を切りました。調査捕鯨では公平性の観点から定められた航路において発見した個体を大きさに関わらず捕鯨します。


一方、商業捕鯨では流通を前提により大きく脂ののった成熟した個体を狙います。調査捕鯨の副産物とは違い、商業捕鯨では消費者に喜ばれる品質が求められます。もちろん、商業捕鯨も資源量を把握し可能な数の鯨をとります。資源保護と産業発展の両輪です。これは限られた漁獲枠、資源を最大限有効に活かすことにも繋がります。



鯨肉を日本の食卓へ届けるために新造された関鯨丸(かんげいまる)
共同船舶は73年ぶりに捕鯨船を新造しました。この際、調査捕鯨時代のような国の補助金による運営からは完全に脱却しています。船内には、一民間企業として高品質かつ美味しい鯨肉を食卓へ届けるべく、尽くされた工夫が各所にみられます。


過去例にない高鮮度、高品質を実現するために、「マイナス25度で保管し解凍時にマイナス5度の環境に一週間置くことで、死後硬直が溶け、肉が柔らかくなる。うまみが全体にまわり、ドリップも少ない。(=冷凍熟成)」適切な温度管理と解凍法によって鯨肉の真の美味しさを引き出すことができる、と共同船舶の所社長は話します。



記念すべき半世紀ぶりの国産ナガス鯨をお楽しみください


今回の特別企画でも水揚げ直後に解体したものを関鯨丸の最新鋭の設備で適切な温度管理を行います。さらに出荷前に豊洲のプロの手により時間をかけて解凍します。船上で解体まで行う母船式を採用するのは日本のみなので、過去例にない高鮮度、高品質を実現しています。



約半世紀ぶり「商業捕鯨」のナガス鯨の赤身と希少な霜降り肉です
https://www.tsukijiichiba.com/user/collection/1028
赤肉は刺身やユッケ、鯨カツや竜田揚げ。脂須の子はぜひ刺身で。
株式会社 食文化
2001年、インターネットやパソコンが使えない生産者を支援するためのネット販売システムを構築し、日本人を元気にすることをミッションに掲げる、中高年を顧客とする産直グルメEC「うまいもんドットコム」を開業。2004年、東京中央卸売市場(築地青果市場)と提携し全国の特選フルーツや野菜を宅配する市場直結EC「築地市場ドットコム(旧 豊洲市場ドットコム(現」を開始。
住所 〒106-0044 東京都港区東麻布1-27-1 東麻布食文化ビル4階
お問い合わせはこちらから https://www.shokubunka.co.jp/contact/
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