新たな「つくば科学教育マイスター」の一員として、ゆーみるしーマイスターの認定式を行いました。
つくば市では、市内の大学及び公的研究機関等に所属し、市内における科学教育に関し顕著な功績のあった方を顕彰するため、「つくば科学教育マイスター」として認定する制度を設けています。
この度、認定第７号として、大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構の青木優美氏（ゆーみるしー）に対し、認定書の交付を行いました。
今回の認定により、女性初の「つくば科学教育マイスター」の誕生となります。
専門は素粒子物理学（宇宙の法則を数式で表す学問）で、認定式では空から降ってくる素粒子を検出する霧箱実験を披露しました。
普段はサイエンスカフェのファシリテーターや、出前授業「KEKキャラバン」での実験教室、講演などのさまざまな活動をされております。
今後、科学教育マイスターとして活動していくことについて、「年齢や障害の有無に関わらず、誰もが科学に好奇心を持てる場づくりをしていきたい。研究学園都市のいろいろなステークホルダーとの繋がりを活かし、科学の楽しさと市民をつなぐのりしろの役割を担っていきたい」と抱負を語るゆーみるしーマイスター。
11月９日（土）にはつくばカピオで開催される「つくば科学フェスティバル」会場内で、「つくば科学教育マイスター」による実験教室を実施予定です。「つくば科学教育マイスター」として初めての活動となります。今後の活躍を期待してください。
実験を披露している様子
素粒子の説明をしている様子
ゆーみるしーマイスターのポスター画像
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