空き家は「もらう」ことができる時代。それを逆手に取り、人が集まる地域をつくることを目指すプロジェクト




建築家といっしょに、地域を楽しくしていきたい! 東京R不動産では、そんな目標を掲げていくつかの取り組みを始めています。そのひとつである、「空き家をもらう」プロジェクトで、実践者として地域の空き家を10軒ももらい、活動を展開している「kurosawa kawara-ten」の黒澤健一さんからノウハウをレクチャーするセミナーを開きます。

家を「もらう」時代の地域づくりを提案
賃貸、売買という選択肢に加えて、家を「もらう」という方法を考える時代が来ています。東京R不動産とkurosawa kawara-tenは、価値を失った空き家をもらい、積極的に生かせる環境を提供することにより、空き家をもらって住む人を集め、地域活性化に取り組むプロジェクトに取り組んでいます。
これまで自治体と連携した空き家対策などに取り組んできた東京R不動産と、戸建て住宅団地をはじめとする地域の空き家問題に取り組んできたkurosawa kawara-tenが協働し、空き家を使った、これからの地域づくりを提案します。



空き家という社会課題を、楽しさに変換する地域の建築家
地域に根差した活動をする建築家は、空き家が増え続ける地域を、楽しく暮らせる場へと変換するためのキーになる存在です。地域で空き家を集め、もらうところから、改修、建て替えまで、住む人をサポートすることで、新しい人が入りやすい地域づくりを行うことが可能です。
建築設計事務所であるkurosawa kawara-tenでは、こうしたサポートに加えて、改修コストを抑えたい人に向け、住み手自身がDIYで施工するのをサポートするなどの取り組みを行っています。
このような活動を行う建築家を増やすことにより、深刻化する空き家問題に対応するだけでなく、地域活性化にもつなげることを目指し、東京R不動産では建築家のバックアップを行っています。

2024年2月に千葉県市原市の吉野台団地で行った、空き家をもらって住みたい人のためのまち歩きイベントの様子


このイベントから実際に住みたい人も出てきている


kurosawa kawara-tenがリノベーションを手掛けた空き家

もらい方から活用方法までレクチャー、さらに仕事づくりへ
空き家をもらうにはどうすればよいのか、 大変ではないのか、という疑問を抱く方も多いでしょう。さらに、もらった空き家を仕事につなげるにはどうすればよいのか、その先にどんな可能性があるのか、と疑問も次々に浮かんでくるはずです。
そうした疑問に答えることで、新しい建築家の活動領域をつくっていくことを目指すのが、今回のセミナーです。
空き家問題は国の大きな課題でもあり、各自治体も対応に苦慮しているところで、有効な手を打てているところはほとんどありません。そんな中で空き家の課題に真正面から取り組み、住み手を呼び込める存在になることで、地域で頼られるようになり、地域をつくる中心的な存在になっていく。東京R不動産ではそんな建築家の像を実現することを目指しています。

kurosawa kawara-ten」の黒澤健一さん




■イベント概要
【建築家向けセミナー】 空き家を「もらう」 → 仕事をつくる
日時:2024年10月9日(水) 16:00~18:00(15:30開場)
場所:目白センター(東京R不動産オフィス)
住所:東京都新宿区下落合3-14-16
参加費:無料
参加方法:事前予約制

イベントの詳細情報
10/9建築家向けセミナー開催 空き家を「もらう」→ 仕事をつくる|東京R不動産

東京R不動産
新しい視点で物件を発見・紹介するウェブサイト。空間の魅力を独自の視点で紹介し、ファンを獲得。リノベーションや空間つくりも携わる。地域の活性化や空き家対策等にも力を入れている。
https://www.realtokyoestate.co.jp

kurosawa kawara-ten
真面目に建物から都市までを考える、千葉県市原市にある建築設計、建築工事、不動産仲介のオフィス。ウェブサイト「KOUGAI DANCHI OF TOMORROW | 明日の郊外団地」で、郊外の戸建て住宅団地に対する考えを発表している。
https://kurosawakawaraten.com
https://kurosawakawaraten.com/kot/
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