東方神起 6.22京セラドーム大阪
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ふたりが小人に扮した映像にファンがメロメロになっていると、和やかな空気を『Why? [Keep Your Head Down]』で切り裂いた。

灼熱のステージで会場の熱を上げると、今度は、『Easy Mind ~ ウィーアー!』のメドレーで沸かし、会場を一体に。ふたりはトロッコに乗ってアリーナをぐるりと一周しながら、ステージから遠く離れたファンの元へ。サインボールやフリスビーを客席に投げ入れ、ファンを大興奮させた。そして、ふたりの「We are」の掛け声に、「T」と答える赤い群れ。この“お約束”が両者に最高の笑顔をもたらしていた。(ユンホは先の韓国語講座で仕込んでいた「東方神起は“チェゴ”」のコール&レスポンスも忘れていなかった)

そして迎えた本編ラスト。映像中にもあった木の精(神)のごとく金の葉を肩にあしらった白いマントに身を包んだふたりは、アルバムとツアーのテーマである雄大かつ壮大な楽曲『TREE OF LIFE』でドラマティックに締めくくった。自然の摂理を唄っているけれど、ファンと歩んだ軌跡を、紡いできた「絆」をたとえたような歌詞が印象的な曲だ。先のロングMCでふたりが『TREE』に込めた思いを語ったことを思い出す。