「皆さんにいただいた応援と愛が雨と栄養になって成長してきた1本の木にたとえられると思うんです。これからも皆さんと東方神起のことをもっともっと育んでいきたいです」(ユンホ)
「木は同じ場所で立派に育ちますよね。その木みたいに、僕たち東方神起もファンの皆さんのそばという同じ場所で立派に成長していきたいです」(チャンミン)
その思いを込め、ふたりは丁寧に言葉を紡ぐ。「守りたい奇跡が そうここにある」と歌いあげる。静かな感動と余韻を残し本編の幕を閉じた。
アンコール――。“東方神起コール”に導かれてふたりが1曲目に選んだのはまさかの『miss you』(2006年11月発売)だ。懐かしい楽曲からのスタートはちょっとしたサプライズだ。「本当に懐かしい!!」とうれしそうなユンホ。「8年前はふたりとも肌がきれいで目もキラキラしてました。今はちょっと老けたかもしれないけど、男の年輪がだんだん出てるんじゃないかな」と髪をかきあげると、会場は「キャ~~」。
そして、次の曲をアナウンスすると会場から“お約束”の「えぇ~~」。“もっとしゃべって”というファンのおねだりの声に、チャンミンは少女時代のライブに行ったことを明かし、「久しぶりに客席で観たんですけど、座って応援するだけでも疲れますよね? 皆さん、だいぶ疲れていると思うので、早く帰らせてあげたいです。家に着いたら『遅くならなくてよかった!』って思うはず。その(皆さんの)夢を叶えるために、次の曲に行きます!」。チャンミン節でバッサリ切り捨てられても会場はなお大爆笑だ。