2011年の再始動後、今回を含む3度の全国ツアーで総観客動員数は200万人を達成、海外アーティスト史上最速での最多動員数を記録した東方神起。
昨年のツアーでは、日本デビュー以来の夢だった5大ドーム・ツアーに加え、海外アーティスト初となる日産スタジアムでの公演も開催した。それは、ファンとともに手にした勲章だ。
そんなふたりが、このツアーではもう一度ファンと触れ合える、互いの顔がよく見えるところでと、一体感を求めて1万席クラスの会場での公演を企画した。度肝を抜く演出やショーアップしたステージも素晴らしいけれど、それよりもこのライブで感じたのは温かさだ。ふたりのステージへの真摯な姿勢と、ファンやダンサー&バンドメンバー、スタッフ、何よりも互いへの信頼、その思いが温かさに繋がっている。
また、ふたりの心にはいつも感謝の気持ちがあるように思う。最後の挨拶で、ユンホは支えてくれる全スタッフを「僕の誇りだ!」と言った。チャンミンはスタジアム公演で「『東方神起を守ってくれてありがとう』って言われるけど、それはこっちのセリフです。いつも東方神起の側にいて守ってくれて感謝しています」と言った。いつも魅力的なパフォーマンスと新たな挑戦を見せ付けてくれる東方神起。このツアーの前、「毎回プレシャーだけど、最高の表現をすることがファンへの恩返しで、東方神起の宿題」(ユンホ)とインタビューで語ったように、感謝の気持ちを糧に、そしてパワーに変えて人々を魅了し続けているのではないだろうか。
5月21日の東京ドーム公演では、ファンがペンライトで客席に「TOHOSHINKI FOREVER」という文字を浮かび上がらせた。このサプライズイベントに、チャンミンはこう言った。「“永遠”って何なのかを考えたんです。意味は人によって違うかもしれないけど、僕が呼吸をする限りずっと東方神起を、東方神起という木を守っていきます」。
来年4月には日本デビュー10周年を迎える東方神起。与え与えられ、育んだ確かな絆で、これからも東方神“木”を成長をさせ、人々に笑顔という花を咲かせていく。
「東方神起 LIVE TOUR 2014~TREE~」セットリスト
6月22日@京セラドーム大阪
1. Champion
2. SCREAM
3. Disvelocity
4. Cheering
5. 愛をもっと
6. Breeding Poison
7. 信じるまま
8. B.U.T(BE-AU-TY)
9. I love you
10. With All My Heart~君が踊る、夏~
11. Wedding Dress
12. Hide & Seek
13. Crazy Crazy Crazy
14. Good Days
15. Over(チャンミン ソロ)
16. Shout Out(ユノ ソロ)
17. SURI SURI [Spellbound]
18. Something
19. Why? [Keep Your Head Down]
20. Easy Mind ~ ウィーアー!
21. Humanoids
22. TREE OF LIFE
<アンコール>
23. miss you
24. Sweat
25. OCEAN ~ Somebody To Love
26. Good-bye for Now