2 スマホが固まって操作ができないときは強制終了または再起動
アプリを終了させようにも、完全にスマホが固まって操作ができないときは強制終了または再起動をするしかない。ただし最初にも述べたようにデータの消失の恐れがあるので、これは最終手段だ。ところで、この強制終了&再起動の方法だが、実は端末によってまちまちで分かりにくい。ここでは最新の代表的な機種を取り上げ、操作方法を説明する。
■iPhone 5S/5Cの場合
電源ボタンとホームボタンを同時に10秒以上押し続ける。するとAppleのロゴマークが表示されるので、指を離す。これで強制再起動が可能となる。
■Xperia Z2/Xperia A2の場合
電源ボタンとボリュームボタンの(上)を、同時に約3秒間長押しする。すると本体が3回振動し再起動する。
また、miniUIMカードの挿入口カバーを開き赤色のOFFボタンを約3秒間押し端末が3回振動した後に離すと、端末の電源が強制的に切れる。
■GALAXY S5/GALAXY Note 3の場合
電源ボタンとボリュームボタンの(下)を、同時に8~11秒以上長押しする。すると本体が2回振動し再起動する。
■AQUOS ZETA/AQUOS PHONE ZETA/AQUOS PHONE EXの場合
電源ボタンを8秒以上長押しする。すると本体が振動し、手を離すと端末の電源が強制的に切れる。
なおAQUOS ZETAには、パソコンのようなセーフモードが用意されている。まず電源が切れている状態から電源を入れ直し、起動中の画面でホーム画面が表示されるまでボリュームボタンの(下)を押し続ける。するとセーフモードで起動し、画面左下に[セーフモード]/[Safe mode]と表示される。この状態でアプリをアンインストールすることで、不具合が解消することがある。セーフモードを終了するには、電源をいったん落としもう一度起動させるといい。
■ARROWS NXの場合
電源ボタンを8秒以上長押しする。すると端末の電源が強制的に切れる。
まとめ
ここで紹介した機種以外の場合も、強制終了の方法についてはマニュアルに書かれていることが多いのでチェックしてみよう。なお、Android端末でバッテリーを外せる機種の場合は、バッテリーパックを外すことでも強制終了ができる。また頻繁にスマホが固まるようであれば、端末メーカーかキャリアのサポートに連絡することをおすすめする。