子どもたちに伝統文化の魅力を伝えたい!
まちづくりや観光について学んでいる岐阜大学社会システム経営学環の学生5人が、子どもたちにも高山祭に興味を持ってもらおうと、学生ならではの視点で分かりやすく祭の歴史や見どころをまとめたハンドブックを制作しました。
岐阜県高山市で令和6年10月9日(水)と10日(木)の2日間で開催される秋の高山祭(八幡祭)を前に、子どもたちにも高山祭に興味を持ってもらおうと、まちづくりや観光について学んでいる岐阜大学社会システム経営学環の学生5人が、11台の屋台の紹介や祭の歴史や見どころをまとめたハンドブックを制作しました。
岐阜大学社会システム経営学環では、地域の伝統と文化を維持し、地域経済の活性化を図る取り組みの一環として、令和6年5月17日(金)に、2年生29人の学生による「『秋の高山祭(八幡祭)』課題解決型実習報告会」を実施しました。学生達が、担い手確保、資金確保、観光資源としての活用、祭を通じた郷土愛・地域の誇りの醸成の4つの課題を中心に、屋台組の方々の協力も得て行った実習を踏まえて、検討した解決策について発表を行いました。この報告会で発表した課題解決策への反響を受け、ハンドブック制作を提案した5人が、6月より地域と協働して「八幡祭子ども向けハンドブック制作プロジェクト」を立ち上げて活動し、八幡祭の祭屋台を管理する住民組織「屋台組」へのアンケートやインタビューを重ねて、ハンドブックが完成しました。
このハンドブックは、地域の伝統文化を次世代に受け継いでいくために、写真を多く使って八幡祭の歴史や魅力を分かりやすく伝えながら、クイズ形式のページなどで子どもたちがより祭を楽しめるよう工夫して仕上げています。
ハンドブック発行日の9月25日(水)に合わせ、制作を担当した学生の代表2人が田中明高山市長を訪問し、プロジェクトの目的や制作過程などの取り組み紹介などの完成報告をしました。
ハンドブックは1万部発行され、市内の4年生以上の小学生と、中学生に配られるほか、10月9日・10日の秋の高山祭の期間中には、観光案内所などでも配布される予定です。
ハンドブック概要
名称:秋の高山祭 はちまん祭~祭りがさらに楽しくなる屋台大図鑑~
仕様:A5判、32ページ
企画・発行:岐阜大学社会システム経営学環、高山祭子ども向けハンドブック制作委員会
部数:10,000 部
配付先:高山市内の小中学校、市内観光案内所等
発行日:令和6年9月25日
【本件に関するお問い合わせ】
高山市役所文化財課
住所:〒506-8555 岐阜県高山市花岡町2丁目18番地
電話:0577-35-3156
FAX:0577-35-3172
メールアドレス:bunkazai@city.takayama.lg.jp
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