フジにサマソニ、ライジングサンにロック・イン・ジャパン・フェスティヴァル! 今年もいよいよ夏フェスのシーズンが本格的に到来! ところで、日本のお隣の国、韓国でもロックフェスが行われているのをご存知ですか? そんな韓国のフェス事情をご紹介します。
日本と同じく、今、韓国はロックフェスブーム!
FUJI ROCK FESTIVALやSUMMER SONICといった定番のロックフェスに加えて、新規のイベントも次々に立ち上げられ、空前のフェスブームに沸く日本の音楽シーン。そんな日本の熱気を受けてか、韓国でも2000年代の中盤くらいからロックフェスの開催が増えてきています。
韓国のロックフェスにおける歴史の幕開けとなったのが、2006年に開催をされた「仁川ペンタポート・ロック・フェスティバル」。数多くの国内外のアーティストを招聘し、大規模な野外会場で数日間に渡って開催……というまさに、韓国のフジロックとでも呼ぶべきイベントで、夏の風物詩として韓国の音楽シーンにすっかり定着をしているようです。
また、「仁川ペンタポート・ロック・フェスティバル」からは「ジサン・バレー・ロック・フェスティバル」という、もう一つの大型ロックフェスも派生。こちらは、さながら韓国のロック・イン・ジャパン・フェスでしょうか?この2つのロックフェスに加えて、一昨年からはSUMMER SONICが協力関係を結ぶ、まさしく「韓国版サマソニ」な都市型フェス「SUPERSONIC」もスタート。今年は、サマソニのヘッドライナーであるQUEENや、同じくサマソニ参加組であるPHOENIXやTHE 1975の出演が決定しています。
更に、更に、昨年には韓国の大企業であるヒュンダイが夏フェス事業に参入! ソウル市内のオリンピックスタジアムでMETALLICAやMUSEといったビッグネームからインディー系のミュージシャンまで、バラエティーに富んだアーティストを招いた「CITYBREAK」というイベントを立ち上げ興行的にも大成功を収めています。
そんなわけで、韓国でも夏=ロックフェスがすっかり定番化しているようで、いくつものイベントが行われているんです。