高校生の提案から始まった地域課題解決のプロジェクト。岩盤浴エリアを改装し、勉強やリモートワークに最適な自習空間が誕生。温泉と学びを融合させた新しい銭湯の活用法が注目を集めます。




2023年10月、地域の課題に応えるため、天然温泉こまき楽の湯にて画期的なワークショップが開催されました。NPO法人こまき市民ネットワークの主導で、愛知県立小牧高校の生徒たちが「銭湯の新たな活用法」をテーマにアイデアを出し合い、特に自習スペース不足に悩む地域の課題を解決するための画期的な提案が生まれました。それが「銭湯自習室」です。

地域の課題に対応する新たな取り組み小牧市内の自習環境には限りがあり、特にテスト期間中は市内の主要な図書館である小牧市中央図書館が混雑し、多くの学生が勉強場所を見つけるのに苦労しています。これに対し、家庭で集中できない学生たちのために、高校生たちが「銭湯」を自習スペースとして活用するという斬新なアイデアを提案しました。これに応え、こまき楽の湯は2階の岩盤浴エリアを改装し、自習室を新設することを決定しました。








高校生の発案で生まれた「銭湯自習室」岩盤房エリアの一部が高校生のアイデアをもとに自習室としてリニューアルされ、温泉施設ならではのリラクゼーション空間に新たな学びの場が誕生しました。これまでリラックススペースとして親しまれていた岩盤房の一角が、静かで快適な自習環境へと生まれ変わり、学生たちが集中して勉強できる空間を提供します。無料Wi-Fiや電源コンセントも完備され、効率的な学習をサポートする設備も充実。癒しの空間で、新たな学びのスタイルを体験していただけます。




10月10日「銭湯の日」に正式オープン!「銭湯自習室」は2024年10月10日の「銭湯の日」に正式にスタートします。「銭湯の日」は、銭湯文化を広く知ってもらうために制定された日であり、こまき楽の湯はこの特別な日にあわせ、地域の皆様に新しい学びの場として銭湯を提供いたします。温泉でリフレッシュしながら、食事処でエネルギー補給をし、集中して勉強や仕事に取り組める「銭湯自習室」は、学生やリモートワーカーにも最適です。








地域への貢献と今後の展望今回のプロジェクトは、地域の課題に対する新しい解決策を提案するものであり、学びの場としての銭湯の可能性を広げるものです。こまき楽の湯は、今後も地域との連携を深め、持続可能な地域社会の発展に寄与していくことを目指しています。さらに、将来的には自習室だけでなく、多目的な交流スペースとしての展開も視野に入れ、幅広い層に利用いただける施設を目指します。




銭湯自習室オープン日: 2024年10月10日(銭湯の日)

場所: 天然温泉 こまき楽の湯 2階岩盤浴エリア

入泉料: 平日 大人 会員 800円、一般 900円
土日祝 大人 会員 850円、一般 950円
子供 400円、幼児 200円
岩盤房利用料: 平日 会員 550円、一般 650円
土日祝 会員 650円、一般 750円
子供 550円
※銭湯自習室のご利用には、入泉料に加え、岩盤房利用料が別途必要です。

利用可能時間: 2階岩盤房営業時間内 9:00~23:30(最終受付22:30)

設備: 無料Wi-Fi、電源コンセント、リクライニングチェア休憩スペース、岩盤浴、コミック、天然温泉、サウナ、食事処
※お食事は、別途料金にてご提供しております。



【天然温泉こまき楽の湯】
創業年月:2003年12月
住所:〒485-0033 愛知県小牧市郷中2丁目182-2
電話番号:0568-41-1010
HP:https://rakunoyu.com/komaki/





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