株式会社ファンバウンド(代表取締役: 大門 拓童、本社: 滋賀県野洲市)は、大阪市を拠点に空き家や空きビルをリノベーションした都市型高級民泊・貸切宿「今昔荘」ブランドを展開しています。近年、インバウンド観光の増加を背景に、当社の宿泊施設への海外予約が急増し、特に大阪道頓堀の施設では約90%が海外からの予約となっています。これに伴い、ブランドロゴを刷新し、全国的な展開を見据えた拡大戦略を進めています。
地方都市でのインバウンド観光ニーズが増加、古民家リノベーション宿が人気
観光庁の統計によると、コロナ禍の影響が緩和される中で、海外からの観光客(インバウンド)の回復が著しく、特に都市部だけでなく地方都市でもその需要が増加しています。また、古民家やリノベーション宿泊施設が特に海外からの観光客に人気であり、地域の観光資源として重要な役割を担っています。
「今昔荘」大阪道頓堀、海外予約が全体の90%を占める
ファンバウンドが運営する「今昔荘 大阪 道頓堀」では、2024年8月から9月時点の予約のうち約90%が海外からのゲストによるもので、特に直近1か月ではアメリカからの予約が最多となっています。2024年5月に開業した今昔荘初のサウナを備えた宿「今昔荘 奈良 ならまち蒸風呂邸」では、国内に限らず、アラブ圏からの長期滞在予約など、徐々に海外からの訪問客が増えてきています。また、ゲストからは「スタッフの対応が良かった」「内装に感動した」との声が多く寄せられ、ブランドとしての認知度が向上しています。
「今昔荘」ブランドの特徴
「今昔荘」は、その土地の歴史(昔)と、現代の快適性(今)を調和させた、日本の古い建物をリノベーションしたブランドです。施設にはそれぞれの土地に由来するコンセプトがあります。2024年10月時点では11施設あり、大阪の鶴橋に位置する「鶴寿」、道頓堀の「寄合 」「書肆」「合薬屋」、心斎橋の「樽廻船 」、弁天町の「光湯屋」「屋上庭園」、天保山の「生洲」「高灯籠」、天下茶屋の「日本茶」を、奈良には「蒸風呂邸」を展開しています。また進行中のプロジェクトが6施設あり、全国で事業を拡大しています。施設によって設備や宿泊可能人数は異なりますので、詳細については今昔荘公式ホームページをご覧ください。
今昔荘ブランドの民泊施設はスタッフが滞在しないセルフサービス形式ながら、ホームシアターや露天風呂といった設備を備え、ゲストは夜の時間も存分に楽しむことができます。特に、リノベーションされた美しい空間で、日本の伝統と現代の快適さが調和し、ゲストはその独特の雰囲気を堪能できます。
また、長い間親しまれてきたロゴマークには、「竹取物語」が「今は昔…」という言葉で始まることにちなみ、竹を取り入れたエンブレムが採用されています。今も昔も変わらない日本の安らぎとくつろぎを象徴し、ブランドのアイデンティティをさらに強く表現できるようロゴマークをブラッシュアップし、現代の雰囲気に合うよう作字しました。さらに海外での認知拡大を見据えて、英語表記を一語にまとめました。
インバウンド需要に対応した全国展開を見据えて
インバウンド観光客の増加と地方への旅行ニーズの高まりを受け、今昔荘ブランドは、全国展開およびフランチャイズ事業の拡大を計画しています。高級貸切宿市場は今後も成長が見込まれ、ファンバウンドはこれに応じたサービスの充実や施設の拡大に向けて、全国の地方都市(那覇、博多、札幌など)の観光地でその地に根付いたパートナーと協業して全国展開を進めています。
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