(※1)オンデマンドモビリティとは、特定のエリアにおいて、利用者が希望する時間に乗りたいスポットから降りたいスポットまでを、経路上でAIが最短ルートを設定し移動する乗合サービスです。
(※2)「令和6年度 共創・MaaS 実証プロジェクト(共創モデル実証運行事業)」https://pacific-hojo.com/application/kyousou/
1. 本実証運行の概要
(1)コンセプト
「みんなで創る、地域の新しい交通サービス」
(愛称:みなのり)
(2)課題と目的
・対象地区は充実した南北方向の移動手段に対し、東西方向の移動手段および移動効率が低いという交通課題があります。また、道幅が狭く急勾配な坂道が多いという地形特性による課題もあります。
・本実証運行は、AIオンデマンドシステム(※3)を活用し、高輪地区内を最適なルートで移動できる乗合サービスを試験導入します。JR東日本が培ってきた地域とのネットワークとKDDIのデジタル力を連携し、さらに国際ハイヤーが利用者の快適な移動をサポートします。
(※3)AIにより道路状況やエリアの移動リクエストを考慮して、利用者が相乗りしながら目的地まで移動する最適なルートを提供するシステムです。
(3)オンデマンドモビリティの特徴
・2021年11月12日から12月6日に実施した「グリーンスローモビリティ」の実証実験(※4)では、デマンド交通の必要性を示しました。オンデマンドモビリティは「利便性の高さ」、「コンパクトさ」といった特徴から、対象エリアが抱える交通課題の解決につながることが期待されています。
・港区が抱える交通不便地域や公共施設、病院、商業施設などに乗降スポットを設定し、ワンボックス型車両によりエリア内で小回りの利いた運行を実現します。
(※4)2021年10月27日プレス「グリーンスローモビリティを活用し、東京都港区の交通課題の解決を目指した実証実験を実施」https://www.jreast.co.jp/press/2021/20211027_ho03.pdf
(4)運行日程(認可申請中)
2024年11月1日(金)~2025年9月30日(火) 各日 8:00~20:00(予定)
(5)運行エリア
・エリア:港区高輪地区総合支所を中心とする半径約2km圏内
・乗降スポット:約20スポット(スポット箇所の詳細はこちら(https://travel.willer.co.jp/maas/mobi/minanori/)をご確認ください)
(6)主な乗降スポット
(7)乗車予約方法
・専用アプリより下記ステップにてご予約いただけます。
・事前に会員登録が必要となります。
・ご利用いただけるOSは、iOS端末はiOS 12以上、Android端末はAndroid 8以上となります。
・スマートフォンアプリ各ストア(App Store・Google Play)で、「mobi」と検索していただくか、QR コードを読み取りダウンロードしてご利用ください。(QR コードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。)
(8)ご利用料金
・未就学児は2人目まで無料、3人目以降は小学生料金適用となります。大人は中学生以上をさします。
・上記家族会員の料金は1人分の料金で、人数が増えるごとに同額を加算します。
・家族会員の追加は、月額定額本会員1人につき、6人まで登録可能です。
・港区コミュニティバス乗車券は港区内にお住まいで、高齢者、障がい者、妊産婦等の申込資格を持つ区民に発行する乗車券をさします。
(9)支払方法
・現金での支払いはできません。
2. 実施体制
【参考】
<「TAKANAWA GATEWAY CITY」のまちづくり概要>
品川開発プロジェクトの一環として、江戸の玄関口としての役割を担った歴史的背景および国内初の鉄道が走った地におけるイノベーションの記憶を継承し、開発コンセプトに「Global Gateway」を掲げ、「100年先の心豊かなくらしのための実験場」として新たなビジネス・文化が生まれ続けるまちづくりに取り組んでいます。
THE LINKPILLAR 1および高輪ゲートウェイ駅周辺エリアを2024年度末(2025年3月下旬)に開業し、その他の棟(THE LINKPILLAR 2・文化創造棟(仮称)・TAKANAWA GATEWAY CITY RESIDENCE)および各棟周辺エリアを2025年度中に開業します。
今後も続く品川駅周辺エリア(品川駅北口駅改良・品川駅街区)のまちづくりと一体となった価値向上に向けて、品川開発プロジェクトを推進していきます。
公式ウェブサイト(https://www.takanawagateway-city.com)
<KDDI株式会社について>
KDDIは、中期経営戦略(2022-25年度)における事業戦略として「サテライトグロース戦略」を推進しています。
5G通信と、Data Driven、生成AIを中心に、お客さま接点である通信基盤を生かして成長領域であるDX(Digital Transformation)、金融、エネルギーといった付加価値サービスの提供で事業成長を加速していきます。LX(Life Transformation)は次なる成長領域として、モビリティ、スポーツエンタメ、Web3メタバース、ヘルスケア、宇宙の5領域を定義して事業拡大を目指すほか、事業を通じて社会の持続的成長につなげていく未来への取り組みを推進し、KDDI VISION 2030「誰もが思いを実現できる社会をつくる。」の実現を目指します。
<国際ハイヤー株式会社について>
国際ハイヤーは、1920年の創業以来、法人役員や各国要人の送迎を数多く手がけ、ドライバーの優れたホスピタリティにより高い評価をいただいております。最近では、EV車両や水素車両を積極的に導入し、持続可能な移動手段の提供に努めています。ハイヤー業界の最大手として、これからもお客さまに最高のサービスを提供し続けてまいります。
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