「こんな本を待ってました!!」「学術的な質と一般の方への訴求力、その両者を併せ持ったなかなか類を見ない一冊である」など建築士や専門家からも高い評価
小豆島ヘルシーランド株式会社(本社:香川県小豆郡、代表取締役社長:柳生敏宏)のグループ会社で、瀬戸内で出版・広告制作事業を手がける株式会社瀬戸内人(本社:香川県高松市、代表取締役:柳生敏宏)は、『高松 海城町の物語 瀬戸内の海城が開いた都市デザイン』の売れ行きが好調なことから、重版を決定いたしました。この10月より全国の書店、ネット書店にてご購入いただけます。
香川県の書店を中心に売れ行き好調。発売から3か月で重版が決定
“「ブラタモリ」の案内人”西成典久教授によって、高松の形成史が解き明かされる本書は、発売当時から話題となり、香川県の書店を中心に順調に売上を伸ばしてきました。都市デザイン研究の専門家からも高評価を得ており、発売直後から検討された重版が夏前に決定、この10月より全国の書店やウェブでお買い求めいただけることになりました。
専門家による書評
・中島直人氏(東京大学工学部教授 都市デザイン研究室)
「これはどう考えても会心の一作である。(中略)この書籍の素晴らしさは沢山あるが、ここでは二点だけしてきしておきたい。一つは、その内容、考察が様々な学術的な知見に裏付けられていることである。海城町の形成と発展の原理を、景観工学/景観設計学や都市計画史学の方法を縦横に適用しながら解き明かすその過程は、きわめて学術的なのである。他の海城町との比較という高松の相対化も読みごたえがある。そして、もう一点は、そのような学術的な信頼性を担保したうえで、読者として専門家のみならず、より多くの市民(それは世代や地域を超えていくだろう)を想定し、その人たちに届けるための様々な工夫が丁寧に施されていることである。(中略)非専門家のための省察的知見を提供するパブリック都市計画史、ここにありだ。学術的な質と一般の方への訴求力、その両者を併せ持った、なかなか類を見ない一冊である。」
・土居良助氏(CAVOK Architects 1級建築士)
「高松はどんな街なのかと訊ねると、幾つか答えが返ってきます。讃岐うどんの名店の話を別にすると、よく耳にするのは宇高連絡船が就航していたころは「四国の玄関口」と言われましたし、商売の観点からは今でも「支店経済の街」といわれます。(中略)ですが、それらはある視点から捉えた「高松」の一側面です。(中略)高松に住んでいる私自身も高松が城下町として栄え、現在の町の発展の基礎となったことに思いを馳せることは、日常ではほとんどありません。普段、お城を意識することがほとんど無いせいもあるのでしょうが、日々の生活の中でいつも天守を目にする丸亀とは大きな違いです。そのように忘れられた町の記憶を呼び起こすキーワードが、本書で提唱されている『海城町』という概念です。本書では(中略)海と城と町が一本の軸で結ばれているという他に類をみない高松の特徴が顕わになっていきます。また、城下町形成過程における都市計画の基本思想や、現在でも所どころに見られる城下町の痕跡についても詳述されており、読み進むうちに自分の体験と断片的な知識が頭の中で立体的に立ち上がっていく興奮を実感します。(中略)本書は高松をアースダイブするには絶好のガイドブックだと思います。」
著者プロフィール
西成 典久 (ニシナリ ノリヒサ) (著)
香川大学経済学部教授・香川大学大学院創発科学研究科教授。工学博士。専門は都市計画、景観デザイン・形成史。東京工業大学第6類(建築・土木系)卒、同大学院社会工学専攻(景観研究室)博士課程修了。共著に『初めて学ぶ都市計画(第二版)』市ヶ谷出版社、『日本の都市づくり』朝倉書店、『都市計画家 石川栄耀』鹿島出版会(日本都市計画学会石川奨励賞)他。おもな受賞歴として、観光庁長官賞(学生プロジェクト)、高松市美しいまちづくり賞(設計者)。NHKブラタモリ「高松~巨大な海城は町をどう発展させた?~」案内人。
目次
第1章 海城町の誕生と発展
なぜ高松に巨大な海城がつくられたのか
地形の恵みをいかした高松城下のまちづくり全国の海城町との比較
第2章 海城町の近代化
明治以降 海城は高松をどう発展させたのか
海城がもたらした高松の栄枯盛衰
第3章 海城町の都市デザイン
現代につながる高松城下の都市設計
歴史をめぐるまちあるき
書誌情報
書名:高松 海城町の物語 瀬戸内の海城が開いた都市デザイン
発売日:2024年3月20日
定価:2,000円+税
サイズ:B5変判 縦182mm 横247mm
ページ数: 176ページ
発行:瀬戸内人
ISBN:978-4-908875-48-9
https://store.setouchibito.co.jp/items/83662992
【株式会社瀬戸内人】
瀬戸内の生き方、暮らし方を紹介するライフスタイルブック『せとうちスタイル』の発行を中心に、書籍出版、編集制作、広告制作、地域特産品を活用した製品・サービスのプロデュースなどの事業を行なっています。
所在地:〒760-0013 香川県高松市扇町2-6-5 YB07・TERRSA大坂3F
HP:https://setouchibito.co.jp/
【小豆島ヘルシーランド株式会社】
瀬戸内・小豆島で”生命の樹”オリーブをまるごと活かし、心と体を健やかにする商品の研究開発・製造・販売を行っています。
社名:小豆島ヘルシーランド株式会社
所在地:香川県小豆郡土庄町甲2721-1
代表取締役社長:柳生敏宏
設立:1985年10月19日
HP:https://shl-olive.co.jp/
【本件に関するお問合せ先】
小豆島ヘルシーランド株式会社
広報担当 柳生智英子
Tel.0879-62-7111(代表)
090-4976-1488(携帯)
pr@healthyolive.com
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