~超現実世界 決して交わることのない、もうひとつの世界~




キヤノンマーケティングジャパン株式会社(代表取締役社長:足立正親)は、キヤノン S タワー1階キヤノンギャラリー S (所在地:東京都港区)にて、2024年12月19日より、西澤丞写真展「超現実世界」を開催します。

●概要
○開催期間:2024年12月19日(木)~2025年2月4日(火)
○開館時間:10時~17時30分
○休 館 日:日曜日・祝日
○会 場:キヤノン S タワー1階 キヤノンギャラリー S (住所:東京都港区港南2-16-6)
○アクセス:JR品川駅港南口より徒歩約8分、京浜急行品川駅より徒歩約10分
○入 場 料:無料


●展示内容
本展は、写真家の西澤丞氏による写真展です。
氏は「見えない仕事を、可視化する。」というコンセプトのもと、私たちの暮らしを支えているインフラや科学など、一般の人が立ち入ることのできない仕事現場やそこで働く人々を被写体に撮影を続けています。
本展では、高速道路の建設現場や核融合の研究施設、ロケットの建造現場、製鉄所、変電所など、通常は立ち入り禁止の現場で撮影された作品を56点展示します。そこで働く人々のそばで、当事者の目線に立って撮影された氏の作品は、一般の人が立ち入れないために認知・理解されづらい仕事の現実、裏側の世界を写し出しています。


●トークイベント
〇日時:2024年12月21日(土) 13時30分~14時30分
〇会場:キヤノン S タワー3階 キヤノンホールS(住所:東京都港区港南2-16-6)
〇定員:150名
〇申し込み:11月1日(金)10時より、キヤノンギャラリーウェブサイト(https://personal.canon.jp/showroom/gallery)からお申し込みください。
なお申し込みは先着順で、ウェブサイトからのみとなります。
〇入場料:無料


●展示予定の作品














●作家コメント
写真を撮る時にいつも感じていた。自分が見ている世界は、何かの表面でしかないんじゃないかといった、漠然とした不安。そして、ある時、気がついた。普段見ている世界とは決して交わらない、もうひとつの世界があることに。
私が見つけた被写体は、「立入禁止」と書かれた扉の向こう側にあった。インフラや科学、工業、エネルギーなど、暮らしを支え未来を作るための重要な仕事や産業だ。そして重要であるにも関わらず、求人をしても人が集まらない、関係者からの理解を得られないなどの問題を抱えていた。面白い被写体があり、解決すべき問題がある。このことに気がついた時から、私の写真家としての歩みがスタートした。それから約20年。社会との関わり方を模索しつつ、常に前例のない撮影をしたいと思って活動をしてきた。写真家としての存在意義が、その2点に集約されていると考えたからだ。いまだに達成できているとは言い難いが、これまでの試行錯誤を、ひとまず写真展という形でまとめてみることにした。

●撮影者プロフィール
西澤丞(にしざわじょう)

「見えない仕事を、可視化する。」というコンセプトを掲げ、科学や工業、インフラなど、一般の人が立ち入ることのできない場所での撮影を行っている。写真は、Aperture Gallery(ニューヨーク)、バルセロナ現代美術館、東京都現代美術館などで展示されるとともに、TIME誌をはじめとする多数の雑誌でも取り上げられている。著書は、「DEMIURGOS(キヤノンマーケティングジャパン)」「福島第一 廃炉の記憶(みすず書房)」「MEGA-SHIP(太田出版)」「鋼鉄地帯(太田出版)」など。愛知教育大学美術課卒。愛知県出身、群馬県在住。


●一般の方のお問い合わせ先:キヤノンギャラリー S 0570-07-9264
●キヤノンギャラリーホームページ:https://personal.canon.jp/showroom/gallery
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ