とき
令和6年11月4日(月・休)~10日(日)
ところ
奈良町(奈良市旧市街地)一帯
主催・共催
奈良町見知ル実行委員会/奈良市
1.概要
奈良町のきたまち、ならまち、高畑、京終では、各エリアの特色を探りつつ、それを「まちの個性」としていかした「まちづくり」が行われています。 「奈良町見知ル」は、これらのエリアにある歴史的建造物・社寺・生業の場所といった「地域の宝」となっている「ちょっといいところ」を見て知ることができるイベントです。
多くの人が奈良町の「ちょっといいところ」を知り、地域に足を運ぶきっかけを作ること、また、そこに暮らす人たちが「まちの魅力」を再発見する機会となること、各エリア相互に「まちの個性」を理解し合うこと、奈良町全体の魅力発信につなげていくことを目的としています。
画像はこちらからダウンロードできます。





2.今年のイベントの紹介
奈良町エリアに所在する歴史的建造物、社寺、生業に関わる場所や展示など、日頃は非公開のスポットなど10箇所を特別公開する「見ル奈良町」、奈良町の魅力に触れる特別イベント「知ル奈良町」、奈良町のちょっといいところを巡るまちあるき企画「巡ル奈良町」の他、来場者のメッセージでボードを飾る「綴って見知ル」や奈良町巡りがもっと楽しくなるシールラリーも開催します。

見ル奈良町 10か所
通常公開していない施設の公開やこの期間だけの特別な展示等を行います。事前予約不要です。


2024年度初企画のご紹介
史跡 元興寺塔跡
元興寺塔跡の普段非公開の本堂と仏像を公開します。奈良時代から残る五重塔の礎石や、本堂周囲に残る旧飛鳥寺から運ばれた礎石のほか、地域のボランティアの方々が整備し、四季折々の表情を見せる境内も見どころです。



閼伽井庵
薬師寺や赤穂神社とゆかりが深く、奈良時代からの井戸を守る寺院です。普段非公開の本堂で本尊・阿弥陀如来像が特別に拝観できます。算易に使われた七つ玉のソロバンも公開します。



知ル奈良町 9企画
奈良町の魅力に触れることができる特別なイベントを企画しております。事前予約制



2024年度初企画のご紹介
かまどの話と炊き立て朝ごはん
現役の左官職人からかまどについてのお話をきいたあと、炊き立てのごはんを味わいます。江戸時代の農家住宅で秋の朝のひとときを過ごしてみませんか?(炊飯に使用するのはポータブルかまどです)



まちの人に聴く奈良町の伝統行事「春日若宮おんまつり子供大名行列のお話」
奈良の冬の伝統行事、「春日若宮おんまつり」の「子ども大名行列」について、春日若宮おんまつり大名行列保存会理事の森克容さんにお話しいただきます。
中学生以下のお子様の参加も大歓迎!所作も体験できます。



奈良漬のできるまでとおいしい食べ方講座(お土産つき)
奈良の名物の一つである奈良漬の、作り方やおいしい食べ方、保存方法などを製造者である奈良屋本店の増田さんに教えてもらいます。試食タイムあり、お土産つきです。



巡ル奈良町 9企画
各エリアの「ちょっといいところ」を巡って楽しむ企画です。事前予約制


2024年度初企画のご紹介
きたまち近代建築めぐり
奈良の近代建築を象徴する建物の一つとなっている奈良女子大が鵜記念館や類似したデザインの旧鍋屋鋼板(現在案内所)、大正・昭和初期に奈良で活躍した建築家岩崎平太郎設計の佐保会館や旧南都銀行手貝支店(現在観光案内所)などをその背景に触れながら巡ります。




東大寺国宝建造物の魅力と匠の技を訪ねて
国宝・世界遺産である東大寺の転害門に隣接したきたまち転害門観光案内所にて転害門や正倉院など東大寺の国宝建造物のみどころを1/50のスケールで緻密に復原した模型でご紹介した後、実際の建造物にご案内します。



3.奈良町見知ルのあゆみ
令和3年、第44回全国町並みゼミ奈良大会の一環で、奈良市の旧市街地である奈良町(ならまち、きたまち、高畑、京終・紀寺)全域を範囲とした初めてのイベント「奈良町見知ル」を開催しました。津署は1回限りのイベントとして企画しましたが、コロナ禍にもかかわらず多くの方に来場いただきご好評をいただいたこと、また、関係者からも続行の声が多く上がったことから令和4年度より「奈良町見知ル実行委員会」を立ち上げ、毎年開催のイベントとして改めて始動しました。
以降、毎年地域住民や地域のまちづくり団体等の奈良町に関係するコミュニティと連携しながら、奈良町の「ちょっといいところ」を見て知って巡る企画を行っています。






過去の活動状況及び実施報告書はこちらのホームページのリンクからご覧いただけます。
https://www.city.nara.lg.jp/soshiki/108/161458.html



4.奈良町見知ル実行委員会について
奈良町見知ル実行委員会は、奈良町のきたまち、ならまち、高畑、京終エリアでまちづくりに取り組む団体、および、賛同する大学、学生、個人で構成されています。
〈構成団体〉
鍋屋連絡所の保存・活用と"奈良きたまち"のまちづくりを考える会(なべかつ)、転害門前旧銀行建物活用協議会(てんかつ)、きたまちコンセント、奈良まちづくりセンター、奈良町座、さんが俥座、にゃらまち猫祭り実行委員会、京終文殊、NPO KYOBATE、高畑街道まつり、天理大学社会教育学科、あそぶなら、個人

奈良町見知ルでは学生も大活躍中です!!
学生団体「あそぶなら」
2022年に、近畿大学と奈良教育大学の学生3人で設立した「あそぶなら」が奈良町見知ルに参画しています。
「奈良町見知ルをとことん楽しく!」するために、来場者参画型の企画「綴って見知ル」等を担当しています。

綴って見知ル
来場者の方に奈良町見知ルを巡ることで感じた想いをメッセージカードに綴ってボードを吊り下げてもらい、奈良町見知ルに参加した方同士の交流の機会を増やします。また参加者の完走を企画者側に見てもらうことで、訪れた人の想いをつなぎます。
※イベント期間中見ル奈良町見知ル公開スポット等数カ所にメッセージカードおよびボードを設置



天理大学社会教育学科
社会教育を学ぶ学生が、奈良町見知ルで企画を行います。
来場者の皆さんと地域の人やその想いのつながりをつくるために、今年は昨年に続いて京終エリアのガイドツアーを行います。そのほか、実行委員会のニュースレターの発行などでも活躍しています。

昨年のガイドツアーの様子


ニュースレター





ガイドツアー
「大学生がご案内!京終エリアの見知ルを巡る!」
11/9(土)13時~
京終駅前広場集合


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