2024年11月2日(土)~8日(金) <三国防波堤灯台/福井県坂井市>
雄島地区灯台利活用プロジェクトコンソーシアムは、2024年11月2日(土)~8日(金)に三国港突堤(福井県坂井市)周辺にて、日本の夕陽百選に選ばれた絶景と日没とともに点灯する灯台を見ながら、海と灯台を通してまちのなりたちや歴史に触れるガイドツアー「三国 灯台まちあるき」を開催いたします。
このイベントは、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として、灯台を中心に地域の海の記憶を掘り起こし、地域と地域、異分野と異業種、日本と世界をつなぎ、新たな海洋体験を創造していく「海と灯台プロジェクト」の助成を受けて実施します。
<三国港突堤と北前船>
まちあるきツアーの舞台となる三国港は、室町時代に成立した日本最古の海洋法令集「廻船式目」において、重要な10の港を指す「三津七湊(さんしんしちそう)」の一つとされ、古来より日本海側における重要な港として位置づけられてきました。江戸から明治にかけて日本海海運で活躍した、主に買積みの北国廻船(かいせん)である北前船の寄港地として栄え、北前船の出入りを助けるために当時の豪商たちが発起人となって築いた堤防「三国港突堤(三国防波堤)」が今も残っています。この突堤に立つ「三国防波堤灯台(三国港突堤灯台)」は、港とともに発展してきた三国の町の栄枯盛衰を見届けてきた、まちの歴史を語るうえで絶対に欠かすことができない存在です。
<実施背景>
今回は「海と灯台ウィーク」(11月1日~8日)に合わせ、三国港突堤を切り口に「荒波の浪漫(一攫千金)を追い求めた北前船の男たちの歴史」に触れるガイドツアーを試験的に実施することで、地元住民や観光客が海と灯台と人の営みの深いかかわりに触れられる機会を創出します。
また、今回のガイドツアーをもとにパンフレットとVtuberによる音声ガイドを作成し、いつでもパンフレットのQRコードを読み込むことで音声ガイドを聞きながら灯台を訪ねることができるような仕組みづくりを目指します。
<イベント概要>
<団体概要>
団体名称:雄島地区灯台利活用プロジェクトコンソーシアム
活動内容 :三国防波堤灯台とその周辺の親水エリアにおいて、デジタルとアナログを融合させた次世代型灯台空間を創出する事業に取り組む。
海と灯台プロジェクト
人と海は、時間的にも空間的な意味においても「灯台」を境に関わってきました。航路標識として、従来の船舶交通の安全を担うという重要な役割から広がりつつある灯台。その存在意義について考え、灯台を中心に地域の海の記憶を掘り起こし、地域と地域、異分野と異業種、日本と世界をつなぎ、新たな海洋体験を創造していくプロジェクトです。海と灯台プロジェクトは、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環です。
海と日本プロジェクト公式サイト https://uminohi.jp/
海と灯台プロジェクト公式サイト https://toudai.uminohi.jp/
「海と灯台ウィーク」
灯台記念日(11月1日)を機に全国一斉でさまざまな取り組みを行い、灯台に目を向ける人を増やしたいとの思いから、2020年に日本財団と海上保安庁が制定。期間中、日本財団「海と灯台プロジェクト」を推進する(一社)海洋文化創造フォーラムが主体となり、共催の日本財団と海上保安庁、さらに全国60の「海と灯台のまち」参画自治体や灯台の利活用に取り組む全国20団体などとともに、灯台の魅力発信イベントや灯台クリエイティブコンテストを展開します。11月3日には「海と灯台サミット」を東京で開催し、灯台の活用事例発表、提言などを行います。
海と灯台ウィーク公式ページ https://toudai.uminohi.jp/toudai-week2024/
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