“皆さんと一緒に、Regenerative City Tokyoを創る”をテーマに実践のステージへ
東京建物株式会社は、豊かな未来を築くための包括的なアプローチであるRegeneration(リジェネレーション)をテーマとした国際カンファレンス「RegenerAction Japan 2024」(リジェネアクションジャパン2024)を2024年11月25日(月)に東京コンベンションホール(東京都中央区京橋、東京スクエアガーデン5階)にて開催しますので、お知らせします。
本カンファレンスは、地球や社会、そして人々のウェルビーイングを同時に追求し、マルチステークホルダーに対する多様な価値と豊かな未来を創り出すという思想であるリジェネレーションの認知を目的に、昨年「RegenerAction Japan 2023」として初開催しました。その中で、リジェネレーションの思想に基づく国内外の事例を紹介し 、協力・参加いただいた企業・団体、また一般参加者から多くの反響と賛同をいただきました。
本年は、リジェネレーションの思想や取り組みを東京に取り入れ、人々の生活や社会のつながり、地球環境を現在より豊かにする都市として再生し、世界の新たなロールモデルとなる「Regenerative City Tokyo」を実現するために、我々は具体的に何をするべきか。そのような世界の変化がある中で、東京はどう進化していくべきか。これらを一緒に議論し、次のアクションを決めていくことを目的に、「皆さんと一緒に、Regenerative City Tokyoを創る」をテーマに掲げ、より実践的な内容でカンファレンスを企画しました。
「RegenerAction Japan 2024」の主なプログラム
東京・京橋からリジェネレーションの“今”を吸収、体験できる様々なプログラムをお届けします。
※詳細は、公式サイト(https://regeneraction.jp/)をご覧ください。随時情報を更新してまいります。
カンファレンス
リジェネラティブな社会を実現する上で主催者が注目している要素である「政治」「地球」「人間」「社会」「文化」「経済」の6分野から選出した登壇者によるカンファレンス。基調講演として、Future Food InstituteのSara Roversi氏による「Regenerationに向けた新たなリーダーシップ」などをお届けするほか、各登壇者による「Regenerative City Tokyo」実現に向けた具体的アクションをご紹介します。
「RegenerAction Japan 2023」におけるカンファレンスの様子
【登壇予定者(一部)】
Future Food Institute Sara Roversi氏
経験豊かな社会起業家であり、食のエコシステムにおけるオピニオンリーダー。過去10年にわたり、教育、研究プロジェクト、イノベーションへの挑戦を通じて、食のリーダーや若者を次の段階へと導くことを使命としてきた。2013年に、フードイノベーションを通して地球・人類の双方にポジティブな影響をもたらすべく、エコシステムであるFuture Food Instituteを設立。2020年には持続可能なエコシステムのプロトタイプであるPollica - Paideia Campusを立ち上げ、気候変動などの環境面・コミュニティ・人々の健康・経済および政治面・伝統・文化など全体を対象とする統合型アプローチのコンセプトを実践している。
早稲田大学 入山 章栄 氏
早稲田大学大学院経営管理研究科、早稲田大学ビジネススクール教授。慶應義塾大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科修士課程修了。三菱総合研究所で、主に自動車メーカー・国内外政府機関への調査・コンサルティング業務に従事した後、2008年に米ピッツバーグ大学経営大学院よりPh.D.(博士号)を取得。同年より米ニューヨーク州立大学バッファロー校ビジネススクール助教授。2013年より早稲田大学大学院 早稲田大学ビジネススクール准教授。2019年より教授。
筑波大学 落合 陽一 氏
メディアアーティスト。1987年生まれ。東京大学大学院学際情報学府博士課程修了(学際情報学府初の早期修了)、博士(学際情報学)。筑波大学デジタルネイチャー開発研究センター センター長、准教授・JST CREST x Diversityプロジェクト研究代表。
PLANETS編集長 宇野 常寛 氏
1978年生まれ。批評家。『PLANETS』『モノノメ』編集長。著書に『母性のディストピア』『遅いインターネット』『砂漠と異人たち』『ひとりあそびの教科書』、石破茂との対談『こんな日本をつくりたい』など。
展示・体験
リジェネレーションについて理解を深めていただける、さまざまな体験型の展示を行います。
【主な展示・体験コンテンツ】
・東京建物が、株式会社TeaRoom、secca inc.と取り組んでいるお茶を通じたワーカーのウェルビーイング向上支援サービス「オフィスで茶の間」を体験いただけます。急須でいれたお茶と同等の風味を楽しめるお茶がワンタッチでお試しいただけます。
・株式会社松葉屋による「盆栽」の展示を行います。
・日本草木研究所による国産の野生香木を蒸留・加工した飲料を提供します。
・株式会社Ridiloverによる社会課題解決×リジェネレーションをテーマにした体験型のワークショップを開催します。
・合同会社シーベジタブルがつくる海のリジェネレーション弁当をランチ時に配布します。
・有機農法を実践する青森県十和田市の生産者や日本草木研究所の協力による山のリジェネレーション弁当をランチ時に配布します。
「オフィスで茶の間」体験イメージ
アンカンファレンス
「リジェネレーション」や「ウェルビーイング」にグローバルでも注目が集まり、世界の各都市において、環境や経済だけではなく多元的な価値を尊重する新しい都市のあり方を模索する動きが出てきています。そのような世界の変化がある中で、多様な背景を持つ人々が集まり、“東京はどうあるべきか”、“「Regenerative City Tokyo」を実現するために我々は何をするべきか”などについて議論し、都市におけるリジェネラティブな未来への提言とアクションをまとめます。
「RegenerAction Japan 2023」におけるアンカンファレンスの様子
その他
参加者向けにリジェネラティブなノベルティの配布などを行います。
RegenerAction Japan 2024 開催概要
東京建物グループのリジェネレーションに関する取り組みについて
東京建物グループは、2030年頃を見据えた長期ビジョン「次世代デベロッパーへ」に基づき、「社会課題の解決」と「企業としての成長」のより高い次元での両立を掲げており、気候変動に伴う食糧危機といった世界共通の社会課題の解決に向けた取り組みを推進してきました。
そして、その取り組みの核となる思想である「リジェネレーション」がグローバルに評価されつつある今、今回は「皆さんと一緒に、Regenerative City Tokyoを創る」をテーマに、八重洲・日本橋・京橋(YNK※)エリアにおける活動をはじめとした「リジェネラティブ」な取り組みを加速してまいります。
※ 八重洲(Yaesu)、日本橋(Nihonbashi)、京橋(Kyobashi)の頭文字をとったエリアの通称
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