ユーザーから投稿された「キニナル」情報を検証すべく「はまれぽ」が体を張って調査!
今回のテーマは…
<横浜のココがキニナル!>
青森県の「陸奥横浜」で横浜を感じる要素を探して欲しいです!(MRハニーさんのキニナル)
はるか遠く下北・横浜へ
地名に「横浜」がつくというだけで親近感がある青森県の横浜町(よこはままち)。いったいどんな所? 青森県内に行くついでがあったので行ってきた!
前知識は、菜の花が有名なところ。たぶん下北半島の真ん中あたり…。
横浜町の正式名は、青森県上北郡横浜町。そのあとに33の「字」に分かれている。
面積は126.55km2。青葉区・緑区・都筑区・港北区に西区を足したくらいの大きさに、5000人を切る人口だ。
さっそく下北半島の付け根から陸奥湾沿いに車で北上し、横浜町をめざす。高速道路はない。
横浜まで14km。恐山まで54km。(ちなみに恐山という山はない)
左手には陸奥湾の群青色の海。
陸奥横浜駅に向かうJR大湊線は単線だ。いい感じ…
そして、いよいよ横浜町に突入!
横浜町ウォッチング!
今来た国道279号の別名は「よこはまバイパス」。そのまま行くと、イタコで有名な霊山・恐山のあるむつ市へ向かってしまい、横浜の街の中を通り過ぎてしまう。
道を逸れ、町役場のある旧国道に入った。このあたりが横浜町字横浜。町の中心地だ。
横浜という名のバス停を発見! 神奈川県の横浜にはありそうでないバス停名だ。
バス停近くで店の無人スタンドが。野菜は神奈川でも見かけるけれど、衣類の無人スタンドは珍しい?
「みちのく銀行横浜支店」と「横浜郵便局」。どちらも横浜市にはありそうでない。
町の中心街は車だと5分で回り切れてしまうほどだ。ちょっと海沿いに行くと漁港もある。
後で調べたところ、ホタテの養殖は青森県2位とかで、陸奥湾ホタテは遊離アミノ酸が多く甘みがあるそうだ。カレイ、タイも水揚げされる。
ナマコ漁は年末3日間だけ。柔らかい高品質な物だけを獲る「横浜なまこ」はブランド品で、陸奥湾産なまことは別格の扱いだそうだ。青森県や秋田県のお正月料理用にしか出回らず、乾燥加工されたものは中国に輸出される。
“海産物問屋”があったのでさっそく行ってみた。が、入るといきなり洗剤が並ぶ普通のスーパー。
鮮魚売り場は、それほど安い印象もなく…。千葉県産のイワシが売られていたのにビックリ。地元の人は刺身用の魚介は買わずに、漁師さんからただでもらう習慣らしい。