手元で素材を感じるワークショップ 11月9日(土)・10日(日)五条坂京焼登り窯にて実施
京都芸術大学 手しごと職人のまち東山プロジェクトでは、2024年11月9日(土)10日(日)に東山区の伝統工芸から出た廃材をアップサイクルしたアクセサリーを制作するワークショップと、まちを歩いてまちの魅力を知るスタンプラリーを実施します。
伝統工芸はエコなものづくりですが、どうしても端材など捨てる素材がでます。そこで、それらを用いてアクセサリーを制作するワークショップを企画しました。また、東山区は観光のまちですが、伝統工芸の職人が住むまちでもあります。そんなまちの魅力を歩いて感じてもらうためにスタンプラリーを企画しました。
手元で素材を感じるワークショップ
日時:2024年11月9日(土)、10日(日)各日10:00~17:00(受付16:00終了)
料金:300円
場所:五条坂京焼登り窯(京都市東山区竹村町151−1)
東山区は、京焼・清水焼や寺社仏閣に関わる伝統工芸が盛んなまちです。伝統工芸は自然の素材を多く使いますが、どうしても出る端材などがあります。そこでそれらの資源を活用して、アクセサリーを制作するワークショップを企画しました。
アップサイクルバッジ
伝統工芸品の素材をつかって、アップサイクルバッジをつくるワークショップです。カンナくずやヒゴ、ヨシなどさまざまな素材を工房から提供していただきました。実際にふれながら、あなただけのバッジをつくることができます。
アップサイクル香り袋
オーガンジーの袋にお好きな素材と香りを詰め込み、アップサイクル香り袋をつくるワークショップです。制作時間は5分程度。持ち運んでもよし、インテリアにしてもよし。伝統工芸の素材が生活の一部によりそう、素敵な香り袋をつくってみませんか。
東山のまちを知ろう!スタンプラリー
日時:2024年11月9日(土)、10日(日)10:00~17:00(受付16:00終了)
料金:無料 毎日50名限定
スタンプラリー配布/景品引き換え:五条坂京焼登り窯(京都市東山区竹村町151−1)
東山区は伝統工芸が盛んなまちです。そんな職人が暮らすまちの路地裏をゆっくり歩いてみませんか?新しい東山の魅力に気づくと思います。
スタンプラリー概要
会場や協力店舗で配布しているマップを受け取り、マップに書かれているヒントを頼りに東山を歩きます。
そして、スタンプラリークイズを答えてマップに記入します。
全てのクイズ(5問)に答えたら、会場(五条坂京焼登り窯)で伝統工芸アップサイクルのミサンガキーホルダーを受け取れます。(毎日先着50名様)
スタンプラリーの景品・ミサンガキーホルダー
スタンプラリーに参加すると、畳を制作する際に出たい草の端材から作ったミサンガキーホルダーを毎日先着50人にプレゼントします。
今回のアップサイクルに協力頂いた工房一覧(順不同)
おけ庄(京都市東山区小松町140-31)
九代続く江戸中期創業の桶製造工房。今回は、桶を削る際に様々なカンナを使い出るカンナくずを頂きました。椹(さわら)の木の良い香りがします。
小嶋商店(京都市東山区今熊野椥ノ森町11-24)
江戸寛政年間創業の京・地貼り提灯の工房。提灯を作る際に竹を割ったヒゴをつかいますが、長さを調整した際に出る端材を頂きました。
田中すだれ店(京都市東山区月見町16-2)
店内で手づくりをする大正十年創業の簾工房。簾に使うヨシ、ガマなどは一部にキズがあると1本全て使えないのでその使えない素材を頂きました。
畳常 辻畳店(京都市東山区大和大路通四条下ル三丁目博多町87)
建仁寺や南座などに畳を納める畳店。五代目。畳は建物に合わせて制作されます。その際に出る畳表の端材を頂きました。
京都芸術大学 手しごと職人のまち東山プロジェクトとは
京都市東山区は寺仏閣が多くまた商業観光の中心地でもあるところから、古くから伝統産業の職人たちが多く活躍するまちです。
本プロジェクトは東山で活躍する職人を訪ね、職人の技術や手しごとの価値・魅力を発信しています。2012年からは、伝統的な手しごとの活動を促進、東山区の再発見から活性化を目指し、京都芸術大学と東山区役所が合同してプロジェクト事業を進めてきました。
職人と呼ばれる人はどのような人なのかを知ってもらい、作られるものの良さを伝えていくことを目的に学生たちが主体となり活躍しています。
協力:東山区役所、六原自治連合会
メンバー:吉岡 昊、宮川 真帆、柴田 実優、柿下 奈南、田中 優里、飯田 琴梨、浅井 朋子
ディレクター:吉田 瑞希(陶芸家)、北條 崇(プロダクトデザイン学科 教授)
京都芸術大学
京都芸術大学は、10学科24コースからなる国内最大規模の総合芸術大学です。芸術を通して社会で必要な力を育成しています。芸術を学んだ学生が社会を変える「藝術立国」を教育目標に掲げ、通学課程では特に“社会と芸術”の関わりを重視した芸術教育を推進。企業や自治体などが抱える課題を、学生たちがアート・デザインの力で解決する「社会実装プロジェクト」が年間100件以上あります。学科を超えたグループワークや実際の仕事を通して、社会性を備えた表現者を育成しています。
住所:〒606-8271 京都府京都市左京区北白川瓜生山町2-116
学科編成:10学科24コース(美術工芸学科、キャラクターデザイン学科、情報デザイン学科、プロダクトデザイン学科、空間演出デザイン学科、環境デザイン学科、映画学科、舞台芸術学科、文芸表現学科、こども芸術学科)
在籍者数:4,114名(芸術学部 正科生、2024年5月現在)
https://www.kyoto-art.ac.jp/
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