2024年11月9日(土) 11:00~17:00

一般社団法人 海と食文化フォーラムは、2024年11月9日(土)、10日(日)に、「食」を入り口に海と人々をつなげるイベント「海のごちそう?フェスティバル2024」を東京ミッドタウン(東京都港区)にて開催いたします。両日ともに「見て、聞いて、食べて、感じる」をテーマとしたさまざまなプログラムを予定しており、開催初日の9日(土)11:00~17:00は、多様なステージプログラムをお楽しみいただけます。 海のごちそうフェスティバル公式ホームページ:https://shoku.uminohi.jp/gochiso-fes/



ラジオ番組「OCEAN BLINDNESS ~私たちは海を知らない?~」の公開収録では、パーソナリティの藤井サチさんと日本財団 海野光行常務理事が、「和食の伝道師」近藤一樹さん、「サステイナブル料理研究家」サカイ優佳子さんをゲストに迎え「海と食」をテーマにトークセッションを行います。
また、「海を味わう技法」の4名のスペシャリストが提案する試食付きのステージや、スペシャリストが一堂に会するトークセッション、三遊亭朝橘さんの「海の落語」もお届けします。


当イベントでは地球温暖化の影響に伴う海水温の上昇、魚種変換、磯焼けなど、近年起こっている海洋環境の変化に適応する知恵として「日本の海の食文化」を今一度多角的に捉え直し、ステージイベント、企画展示、マルシェ販売、キッチンカーなどさまざまな切り口から発信いたします。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

「海のごちそう?フェスティバル2024」概要
「海のごちそうフェスティバル」は、海のストーリー・背景を伝え、食を通じて多くの方に海に興味関心をもってもらう試み「海のごちそうプロジェクト」の集大成として、2021年から開催している海と食の一大イベントです。4年目となる今年は「海のごちそう?フェスティバル2024」というタイトルで、東京・港区の複合施設「東京ミッドタウン」にて開催。

各地が直面している「海の課題」から生まれた新メニューなどを販売する飲食ブースのほか、全国各地から海の変化や課題に対応して生まれた、海と食の未来を彩る商品を販売する物販ブース、日本の海の食文化をさまざまな切り口で体系化した企画展示ブース、海を味わうために長年培われてきた「技法」に着目したステージプログラムや有識者トークプログラムなど、盛りだくさんの内容です。

今この時代において「海を味わう」「海の恵みをいただく」ということを改めて考え、海と私たちの関係の“現在地”を食から見つめ直す。「現在、海に何が起こっているのか、何を食べているのか、食べていないのか。これからどう『海と食』に向き合っていくのかを考え、海の問題を問い続けていく。」
イベント名の「?」にはそんな想いが込められています。
公式SNS https://twitter.com/gochisoweek

海のごちそう?ステージ 詳細



<登壇者紹介>

■「OCEAN BLINDNESS」公開収録



藤井サチ
モデル・タレント。 1997年3月6日生まれ、東京都出身。2019年上智大学卒業。
『Seventeen』『ViVi』の専属モデルとして活動。アメリカ人ジャーナリストの母を持つ。近年は SDGs などの社会問題や政治・経済を学び、情報番組にコメンテーターとしても出演するなど活動の場を広げている。





日本財団 海野 光行 常務理事
「次世代に豊かな海を引き継ぐ」をテーマに「海と日本プロジェクト」などのさまざまな事業を展開。国内外における、政府、国際機関、メディア、企業、大学、研究機関、研究者、NPO・NGO等とのネットワークを駆使してソーシャルインパクトを生み出し、地球環境問題をはじめ、海洋において国際的なイニシアティブを発揮できるよう、新しい時代を創るプロジェクト開発や戦略的パートナーシップの構築を進めている。




近藤一樹
元サンフランシスコ日本国領事館公邸料理人
タイやスイス、アメリカで日本料理の指導を行っており、「料理天国」や「どっちの料理ショー」などのテレビ出演も多数。古今東西で食の伝道師としての活動に尽力。






サカイ優佳子
東京大学法学部卒業。外資系金融機関を経て、食の活動をスタート。
東日本大震災をきっかけに、食品ロス削減・省エネ・もしもの時の備えになる乾物の重要性に気づき、乾物の手軽で美味しい和洋中エスニックレシピの研究・発信、講師養成を続ける。ビジョンは「食を通じて、より良い未来を創る」著書は15冊。
近著に「キッチンからはじめるSDGs~乾物と米粉でサステナブルクッキング」(未生社)。NHK「あさイチ」などメディア出演多数。
ホームページ https://yukakosakai.com/

■「海の落語」


三遊亭朝橘
1978年10月8日生まれ、静岡県沼津市出身。
五代目円楽一門会所属、真打
師匠は六代目三遊亭圓橘(さんゆうてい えんきつ)
筑波大学第一学群自然学類卒業(専攻は人文地理学)
古典落語を中心に、自作の新作も口演する。
現在演り手の少ないマイナーな噺や上方落語、講談を落語にアレンジしたネタも口演。妻はクラリネット奏者の齋藤彰子、二児の父


■「海を味わう技法」スペシャリスト


【締める】小島 誠 
株式会社銚子丸 商品部 商品開発責任者 総料理長
16歳から寿司職人として修業ののち、寿司に限らず、ホテル、洋食、居酒屋、ビュッフェ、鮮魚店など、様々な分野における業態開発、商品開発に携り、数々の繁盛店とヒット商品を生み出した、この道47年のメニュー開発の匠。現在は株式会社銚子丸が運営する「すし銚子丸」を中心とした全業態の商品開発を統括する責任者。プライベートでは、毎年磯釣りの大会に出場。上位入賞経験もあるハイレベルなアマチュアアングラー。海と魚と料理を愛する魚食のプロフェッショナル。




【干す】平塚聖一
東海大学 海洋学部 水産学科 教授・博士(食品栄養科学)
NHK「チコちゃんに叱られる」 生物は腐りやすいのに干物が腐りにくいのはなぜ?のテーマで出演歴あり
書籍出版「地域水産物を活用した商品開発と衛生管理」
干物の効果・効用など科学的な分析を行う




【漬ける】高木佐知子
発酵料理・和食文化研究 Cozy Kitchen 代表
「麹なくして魚食は語れず」。味噌・醤油・酢・塩麹など、麹や発酵食品の良さを伝えるうちに魚食との関係の素晴らしさに魅了されました。和食文化を次世代へと繋ぐべく、働く母の目線で、忙しい現代人でも取り入れやすい麹・魚料理の研究と、講師・コラム執筆・メニュー開発などの活動をしています。糀マイスター/みそソムリエ/日本さかな検定2級。三児の母。




【燻す】田中祐司
だし専門問屋 (有)田中商店 代表
おだしの原料となる鰹節や煮干、昆布等の乾物商材を扱っている会社の代表。
各港町の製造元に足を運んで、商品だけでなく、生産者の思いも込めて全国にお届けしております。
コロナで多大なる影響を受けたことをきっかけに、以前より抱いていた「本物のだしを知って貰いたい」という思いを形にすべく、一般消費者向け商品を開発・販売も開始しました。また、このような思いを直接消費者に届けるために各地で、初心者から参加できるおだし教室も開催しております。

■総合MC



真鍋摩緒
フリーアナウンサー/ソーシャルアクティビスト
舞台やバラエティ番組への出演を中心に活動しスポーツリポーター、旅・食リポート、イベントMCなどで活躍。
その後、料理家として子どもたちや料理初心者に向けた料理教室や食事会を定期プロデュース。
東日本大震災をきっかけに石巻での教育支援や、食育プログラム開発にも参画する。




<団体概要>
団体名称:一般社団法人 海と食文化フォーラム
URL:https://shoku.uminohi.jp/
活動内容:海の問題解決に向けたアクションの輪を広げることを目的として、食文化を切り口にした海洋教育を中心に、海と人とのかかわりについて学び、海洋がもたらす恩恵や未来、さらに海洋の課題について理解を深めるために様々な事業を行います。

日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/
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