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 遠藤憲一が主演するドラマ「民王R」(テレビ朝日系)の第2話が、29日に放送された。(※以下、ネタバレあり)


 本作は、2015年に遠藤憲一・菅田将暉のW主演で放送された痛快政治エンターテインメント『民王』の続編で、総理大臣・武藤泰山(遠藤)が毎話、全国民の誰かと入れ替わってしまう痛快政治エンターテインメント。原作は「半沢直樹」シリーズなどを手がけた池井戸潤氏の同名小説。


 政治家の引退を控えていた泰山は、再び総理大臣の座に就くことになった。そしてその矢先、新たに秘書となった冴島優佳(あの)と中身が入れ替わって問題が勃発。しかし、入れ替わった優佳の発言で、結果として総理の支持率が上昇する。


 またある日、総理執務室にいた泰山は、突然頭痛に見舞われて、気が付くと山中でシャベルを持って立っていた。さらに目の前には血を流して倒れている男がいて、泰山は「まさかの殺人犯と入れ替わってしまったのか」と動転してその場から逃げ出してしまう。


 その頃、泰山と入れ替わった木下直樹(曽田陵介)は、狩屋孝司(金田明夫)、田中丸一郎太(大橋和也)、優佳らと対策本部にいた。田中丸たちは、泰山の中身がまさか別人だとは思いもしない。


 一方、追っ手から逃れた泰山(木下顔)は、無一文だったので山奥からひたすら総理官邸を目指して走り続けることに。しかし、総理官邸の会議室に乗り込んだ泰山(木下顔)は、警官に捕まってしまうが、狩屋たちが泰山に入れ替わっていることに気付く。


 泰山は木下に「人殺しをしたのか」と問い詰めると、闇バイトに応募して事件に巻き込まれたと説明する。すると泰山は、木下の生活を立て直すため彼の勤め先に乗り込んでしまう。一方、木下(泰山顔)は、総理の給与4000万円を返納すると言い出して…。


 放送終了後、SNS上には、「政治に対する不満とか今の課題に突っ込んでいておもしろい」「某政治家構文のパロディーとかもあってめちゃくちゃ笑った。政治や今の日本を諭していておもしろいドラマ」「遠藤憲一さん、本当にお見事の一言」などのコメントが投稿された。


 このほか、「2話こそ、政治家にみてもらいたい。給料返納かっこよかった」「前作とは違い、いろいろなやつらと入れ替わるのがおもしろい。今度は5歳児かい」「時事ネタも押さえているし、笑える。 遠藤さんの演技力もすごいな」といったコメントも投稿された。