立正大学生と企業がチームとなって5日間にわたる課題解決に取り組む超実践型インターンシップ
一般社団法人フィンテックガーデン(本社:東京都中央区、理事長:義永洋士)と「モラリスト×エキスパート」を育む立正大学は、9学部16学科7研究科を有する総合大学(品川・熊谷にキャンパス)が強みを掛け合わせて課題解決型インターンシップを実施いたしました。
一般社団法人フィンテックガーデン(本社:東京都中央区、理事長:義永洋士)と「モラリスト×エキスパート」を育む立正大学は、9学部16学科7研究科を有する総合大学(品川・熊谷キャンパス)が強みを掛け合わせて課題解決型インターンシップを開催しました。
一般社団法人フィンテックガーデン
国内のフィンテックデータを統合する共通プラットフォームを構築するFintech-Garden
【名称の由来】
フィンテックガーデンの「ガーデン」の由来は個々の業種業態ごとのプラットフォーム、つまり「庭」を作るという所から派生しています。フィンテックガーデンは金融だけで無く、保険や会計、電子領収書など業種業態により異なるプラットフォームを作成していきます。
コンピュータシステムの研究・専門的な人材の育成を目指し2019年に設立いたしました。高い技術力、高度な知識を持った人材を輩出することにより、国内産業の活性化に寄与することを目的とし、税務システムや、金融機関システム、DXの推進機関の研究、開発を行っております。さらに、電子インボイス、IT管理者の育成機関として「DX診断士協会」、IT技術者の育成を目指したコンテストとして「フィンテックアワード」、金融の専門家を輩出すべく「融資アナリスト協会」の運営も行っています。
会社HP
FinTech(フィンテック)を活用してデジタルトランスフォーメーションへ
DX診断士協会
立正大学 課題解決型「シン・インターンシップ」とは
立正大学のシン・インターンシップは、
文部科学省・厚生労働省・経済産業省の3省による合意「インターンシップの推進に関する基本的な考え方」および産学協議会基準に準拠した要件を満たす「タイプ3」に相当するインターンシップ。
※タイプ3 汎用型能力・専門活用型インターンシップ 受入れ先の企業にて、企画提案や課題解決の実務経験等、学生がその仕事に就く能力が自らに備わっているかどうかを見極めることを目的に自らの専攻を含む関心分野や将来のキャリアに関連した就業体験を行うものです。
この「産学協議会準拠マーク」は「タイプ3」のプログラムにのみ使用できます。
実際のビジネス課題に対して、大学生だからこそのアイデアをもとに解決策を考えて、企業のスタッフと一緒に提案まですることができる大学推薦型ではあるものの、参加するためには、厳しい学内選考があります
「産学協議会準拠マーク」
課題解決のテーマは、『国内最大・起業家支援サイトのコンテンツ作成』
一般社団法人フィンテックガーデンにおける、5日間にわたる課題解決型インターンシップでは
今回、立正大学の課題解決型「シン・インターンシップ」を実施する上で、弊社が参加された学生への課題としたものは、起業家やフリーランスを生み出す仕組みづくり。
これは実際のビジネス課題に対して、大学生が生み出すことのできるアイデアを起業家サイトの作成に活かす事で、今までにない真に役立つ起業家、フリーランスのためのサイトができるのではないかと考えたため、学生とともに取り組みました。そのサイト作成のためのコンテンツづくり、起業家にサイトを知らせるための仕組みなどを皆さんと話し合って作り上げてもらい、業界の最新動向や知見を深める機会を得てもらえるようにいたしました。
一般社団法人フィンテックガーデンにおいて、課題解決型インターンシップに参加した学生の声
今回のシン・インターンシップ実習で成長できたと感じたのは、フリーランスや実際に起業している方の話を聞いて、実際に起業やフリーランスの実態を知ることができ、今後のキャリアプランに役立てられる考え方や方法について知ることができたことです。そして、今回学べんだことは今後の人生においてプラスの経験になり成長できるものだと強く思いました。
最初に自分が想像していた仕事体験とは少し違い、クリエイターの業務のように動画を撮影する工程があって、普段の自分では絶対にしない経験はすることができた。また、実際に会社の経営やフリーランスとして働く方という話を株式会社フリーウェイジャパンの井上達也社長から聞ける機会もあり、自分の不安に思うことや実際に起業するときのやり方を聞けて、よい実習にすることはできたと思う。しかしながら、動画製作の際、自分としては初めてのため緊張して他の人に頼りすぎたりした場面もあり、積極性には欠けていたと思う部分もあったのでこういう欠けていた部分については今後の学生生活の間で克服していけるように努める必要があるなと思いました。
初めてやることに怖がらないこと。今回のシン・インターンシップ実習の最後に総仕上げとして動画撮影があったため、練習としてみんなの前で動画を撮影することがありました。初めて動画をみんなの前で撮ったため、動画を自分で見てみると全くいつもの自分が出せていませんでした。その経験を基に、初めてやることこそ恐れずいつも以上に積極的に取り組まなくてはいけないなと学びました。この学びによって2回目からは自然な自分を動画でも出せるようになったと感じたので成長できた部分であると思います。
なにより、フィンテックガーデンさんのシン・インターンシップに参加して良かったと思いました。実習で出された課題等は最後の動画撮影に関連したことで無理難題が出されたこともなく、懇親会などの催しがあったことでメンバー同士の仲が深まったことや井上社長やフリーランスの方に普段では聞けないような話や相談にのってもらうこともできたため、非常に充実した5日間だったと思います。
今回のシン・インターンシップを通して、私は自分から積極的に参加しようという気持ちが今まで以上に増え、グループのみんなで5日間協力し合うことで協調性が高まったと思います。初めはどんな業務を行うのかなと、かなり不安な状態から始まりましたが、それぞれの個性を活かして最後まで全力でやり切れたので良かったです。このフィンテックガーデンさんの実習では、主に起業家やフリーランスについて学べることが多く、私自身独立したいというような思いは今までなかったのですが、インターンを通じてひとつの選択肢が増えたような気がしています。実際に起業したりフリーランスの方のお話を聞くことで、とても有意義な時間になったし、自分も機会があれば挑戦してみたい!という気持ちにもなれたので良かったです。就活に追われる中でもこんな選択もあることを現時点で知ることができたのでとても為になりました。
シン・インターンシップとして、フィンテックガーデンさんの実習に参加できたことで、フリーランスと起業の違いについて知れたこと、実際の働き方について知れたこと、人に何かを伝える時のわかりやすい話の構成の仕方、傾聴(人の話を聞いて、そこから話題をふれるようになったこと)が自分自身の成果でもあり、感謝すべきことでした。
また、実際にフリーランスとして活動している方のお話を聞いて、働き方の多様性について学びました。起業というと、すごく難しいもののように感じていましたが、意外と身近にあるんだな、ということもわかりました。また、実際にこれから起業やフリーランスになろうか考えてる人向けの動画を撮影したのですが、視聴者を意識した話し方や、話の構成を学べて、今後プレゼンしたりする時にも応用できそうだなと思いました。
今回のシン・インターンシップで、サイト内における動画を作成するという課題にたいして、自分たちで脚本を作成し、動画を撮影した。積極的に発言できた。自分たちでの作業が多かったので、協調性も育まれた。また、自分の中でフリーランスという選択肢が増えたことも大きい。
受け入れ企業担当者からの声 (一般社団法人フィンテックガーデン 義永洋士さん)
【シン・インターンシップで目指したもの】
今回シン・インターンシップで目指したものは「現実にサイトとしてリリースできるもの」です。
この課題解決にあたりサイトの方向性、サイト内に必要なものなどを学生と討議しました。学生からは当初、斬新な意見が出ましたがコンプライアンスや著作権などビジネスでは使えないものについては専門家として、学生が理解しやすいように説明しました。この事により学生はビジネスの難しさを知りながら、徐々に実現可能なサイト作成に進んでいきました。その後はサイト内のコンテンツとして起業家やフリーランスになろうと考えてる人向けの動画の撮影や広告方法など実際の現場では何をどうしているのかを学んでもらうことができました。
また実際にフリーランスとして起業した同世代の東北大学の学生とも質疑応答を行い、起業の現実や厳しさを感じ取ったようです。
コンテンツは分業化し各人が評価する手法を取り、学生にとっては集団でひとつのものを作成するというチームワークの難しさを知ることもできる課題で良い経験をしてもらえたと感じています。
講義については、起業の第一人者である井上達也氏(株式会社フリーウェイジャパン代表、起業を考えたら必ず読む本等著書多数)をお招きし自身の起業時の話やビジネスの作り方などを聞き多くの知識を得たようです。
そして、弊社としても、新たな取り組みとして行わせていただくことができた、今回の立正大学の課題解決型「シン・インターンシップ」については、学生が企業が作った課題に対して取り組むビジネス体験、育成プログラムとして今後、各大学に普及していくのではないかと強く感じています。
決定版 失敗しない起業家の戦い方
このたびのシン・インターンシップに参加した大学生達が「どこかに就職することだけではなく、起業という選択肢を持ちたい!」と感じさせた講義をしていただいた株式会社フリーウェイジャパン代表 井上達也氏の「起業家としての成功と失敗のリアルを描いた1冊」が 明日香出版社から発刊(2024/11/13)
本書は、華やかな理想ではなく、現実に根ざした起業のありのままが書かれた内容が特徴。
著者の厳しい起業経験に根差した「現実を生き抜くための戦略と心構え」は、起業で真に成功を目指す人にとって必読の内容です。
決定版 失敗しない起業家の戦い方
起業家としての成功と失敗のリアルを描いた一冊。本書は、華やかな理想ではなく、現実に根ざした起業のありのままが書かれた内容が特徴。著者の厳しい起業経験に根差した「現実を生き抜くための戦略と心構え」は、起業で真に成功を目指す人にとって必読の内容です。
著者 井上達也氏について
1961 年生まれ。株式会社フリーウェイジャパン代表取締役。
株式会社日本デジタル研究所(JDL) を経て1991年に株式会社セイショウ(現、株式会社フリーウェイジャパン)を設立。
当時としては珍しく大学在学中にマイコン(現在のパソコン)を使いこなしていた経験と、圧倒的なマーケティング戦略により、業務系クラウドシステムでは国内最大級のメーカーに急成長させる。
中小企業のITコストを「ゼロ」にするフリーウェイプロジェクトは国内の中小企業から注目を集め50万ユーザー(2023 年12月現在)を獲得。多くの若手経営者の支持を集めている。
著書に『起業を考えたら必ず読む本』『伸びる税理士事務所のつくり方』(以上、明日香出版社)などがある。
ディレクションアドバイザー (Nキャリア株式会社 代表取締役)
今回の立正大学シン・インターンシップを通じて
最近、「FinTech(フィンテック)」という言葉をよく耳にします。実はこの言葉自体は10年以上前に生まれ、日本では2015年頃から急速に注目を集めています。今では、フィンテックのニュースを見ない日はないと言っても過言ではありません。
フィンテックとは、「金融(Finance)」と「技術(Technology)」を組み合わせた言葉で、具体的な定義はありませんが、最近では、最先端のテクノロジーを活用して従来の金融サービスに革新をもたらすベンチャー企業などを指すことが多くなっています。銀行や証券、保険といった金融サービスとIT技術を組み合わせ、新しいサービスや事業を生み出す成長産業の一つとなっているのです。
通信技術の普及やIT技術の発展が目覚ましい現代では、フィンテック業界は独自のアイデアや技術を基に新しいビジネスを展開する企業が多く、政府の支援もあり、今後さらに成長が期待される分野です。
そのため、立正大学は、昨年2023年から独自の課題解決型インターンシップを開催し、2024年度からは「政府公認のインターンシップ」として、昨年同様、フィンテックガーデン様という優れた企業に協力をお願いして、受け入れ企業となっていただきました。
ディレクションアドバイザーである弊社としても、成長産業に興味を持ち、若いうちから挑戦したい学生たちが、フィンテック業界で必要なスピード感や失敗を恐れずに行動する姿勢を学ぶ良い機会となったと感じています。
また、漠然とした印象を持って参加した学生たちも、具体的な仕事内容を学び、実際にプロジェクトとして動画製作の経験を通じて、大きく成長できたことを大変喜ばしく思っています。
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