~育児支援サービスとモバイルバッテリーシェアリングの融合により、事業シナジーを図るとともに新たな体験価値を創出~
モバイルバッテリーのシェアリングサービス「ChargeSPOT(R)(チャージスポット)」を運営する株式会社INFORICH(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:秋山 広宣、以下 INFORICH )は、2024年11月8日に完全個室型ベビーケアルーム「mamaro(TM)」を提供するTrim株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表者:長谷川 裕介、以下 Trim )の発行済株式 73.06%を取得しました。これにより、当社がこれまで培ってきた設置拠点への展開力や海外展開のノウハウを活用し、「mamaro」の設置を加速。育児支援とモバイルバッテリーシェアリングの分野で新たな価値創出を目指します。
■ Trimの子会社化における背景
Trimが製造・販売する「mamaro(TM)」は、性別問わずに利用できる1畳程度のコンパクトな設計の完全個室型のベビーケアルームです。授乳やおむつ替え、離乳食の際などに利用することができ、商業施設や公共施設、駅やレジャー施設を中心に設置が進んでいます。累計設置台数は793台(2024年9月末時点)、累計利用回数は2024年9月に100万回に達しました。ベビールームの中にはモニターがあり、広告を配信することも可能です。Trim社の試算では、「mamaro(TM)」のTAM(TotalAvailableMarket)は国内で25万台と想定され、今後も官民の子育て支援の増強に対する後押しもあり、設置が進んでいくものと考えられます。
INFORICHは創業以来「Bridging Beyond Borders ~垣根を越えて、世界をつなぐ。」 をミッションに掲げ、モバイルバッテリーのシェアリングサービス「ChargeSPOT」を国内外に展開してきました。「ChargeSPOT」とTrimが提供する「mamaro(TM)」は設置ニーズのある場所、使用ユーザーの年齢層が近いサービスです。当社が今までに築いてきた設置先への展開を進めることで「mamaro(TM)」設置数の増加を目指すほか、「ChargeSPOT」を運営しているエリアをはじめとした、グローバルへの展開も検討してまいります。また、当社が築いてきた海外の協力工場との関係性をもとに製造におけるコスト削減を行うことで、売上伸長とコストカットの両面でのシナジーも見込んでおります。
■ Trim株式会社 代表者 長谷川 裕介のコメント
当社はこれまで「よりよい子育て環境」を提供すべく「mamaro(TM)」を日本全国に展開してまいりました。今後は製品のアップデート、提供エリアの拡大、「ChargeSPOT」との協業などINFORICH社との多岐にわたるシナジーが生まれ、さらに充実した「よりよい子育て環境を世界へ」展開できるものと確信しております。子育てにおいても「Bridging Beyond Borders ~垣根を越えて、世界をつなぐ。」を実現してまいります。
■ 株式会社INFORICH 代表取締役社長 秋山 広宣 のコメント
このたびTrimのグループインによって、私たちが2030年までに描くプラットフォーム事業の未来が一つ明確化したと考えています。既に私たちが「ChargeSPOT」を展開している世界8地域において、今後「mamaro」の設置を加速するとともに、「ChargeSPOT」の設置場所としても相互に活用され大きな成果を生むことを期待しています。INFORICHは「Bridging Beyond Borders ~垣根を越えて、世界をつなぐ。」をミッションとして、より豊かで便利な社会を創ること目指しています。今回のM&Aが、子育て世代の皆様に価値をもたらすよう、この手段を世界に橋掛けして参ります。
※ChargeSPOT(R)は、株式会社INFORICHの商標または登録商標です。
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