常識も正論もぶっ飛ばす超弩級のジェットコースターエンタメ、ついに開幕!




株式会社新潮社は、『君の膵臓をたべたい』『か「」く「」し「」ご「」と「』等の著作で知られる住野よるさんの最新小説『歪曲済アイラービュ』を2024年12月18日(水)に刊行いたします。 このたび、本書のカバーデザインが公開されました。

イラストを手掛けたのは、累計60万部を突破する人気作『か「」く「」し「」ご「」と「』でも住野さんとタッグを組んだ人気イラストレーター、いつかさんです。いつかさんらしいタッチで描かれた、こちらを真っ直ぐに見つめる女性の姿と、『歪曲済アイラービュ』という勢いのあるタイトルロゴとの組み合わせが印象的なカバーデザインになっています。
帯に踊るのは、「世界が滅びるなんて、最高だ」、そして「著者、暴走」の文字。一足先に公開されたティザーポスターのビジュアルでも、同じ文言とともに、青いコートを着た女の子のラフカットが配置されています。
彼女は一体何者なのか、「世界が滅びる」らしい物語の中で、どんな行動をとるのか。
衝撃の展開が待ち受ける、「普通じゃない」物語に、ぜひご期待ください。

ティザーポスター(全国の書店さまにて掲出中)

◆ 書籍刊行にあたっての住野よるさんからのコメント
読者さん達にラブレターを書こうと思ったんですけど、真っ当に好きとか愛してるとか言いたくないんですよね。だって会ったこともないのに文字だけで遊んでる関係性ってまるで真っ当じゃないでしょ。不確かで歪んでてめちゃくちゃロマンチックだ。あなたに想いを込めて11編、短編小説を書きました。受け取ってください、住野よるの気持ちです。それにしても猫ミームって信じられないはやさで廃れたよね。


◆『歪曲済アイラービュ』あらすじ
世界が滅びるなんて、最高だ。
お前ら愛する人に気持ちは伝えたかい?


底辺YouTuberが生配信「こなるんの予言ちゃんねる」で予告したのは「世界滅亡」。嘘か真か一切不明、だが同じように「他人には見えない不思議なもの」が見え始め、終末を確信した者たちは、最後の行動に出る。
ずっと「いい子」だった女子高生も、本当は悪魔な先生も、幼馴染の前で精神的自傷行為を続ける大学生も、職場の先輩に料理を習う会社員も、妻に愛の音楽を奏でる青年も、獣のように無垢な少女も。
クレイジーなこの世を走り抜くために、皆「まとも」なままじゃいられない。振り切れた彼らが、なりふり構わず向かった先は――。
驚きと企みに満ちた衝撃の展開が待ち受ける、超弩級のジェットコースターエンタメ、開幕!

◆ 著者紹介
住野よる(すみの・よる)
高校時代より執筆活動を開始。2015年、デビュー作『君の膵臓をたべたい』がベストセラーとなり、累計部数は300万部を突破。23年『恋とそれとあと全部』で第72回小学館児童出版文化賞を受賞。他の著書に『また、同じ夢を見ていた』、『よるのばけもの』、『か「」く「」し「」ご「」と「』、『青くて痛くて脆い』、「麦本三歩の好きなもの」シリーズ、『この気持ちもいつか忘れる』、『腹を割ったら血が出るだけさ』、『告白撃』がある。

◆ 書籍データ
【タイトル】歪曲済アイラービュ
【著者名】住野よる
【発売日】2024年12月18日(水)
【造本】四六判単行本
【予頁】320頁
【定価】1,760円(税込)
【ISBN】978-4-10-350834-2
【URL】https://www.shinchosha.co.jp/special/wikkzm/
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