【家電コンサルのお得な話・225】日本の温泉の聖地とも言える群馬県。豊かな温泉文化を堪能できる「ぐんま七大温泉湯めぐりフェア」が、2025年1月6日~2月4日までの約1カ月間にわたって開催される。期間中、群馬県の七大温泉を巡りながら、癒しと安らぎの特別な体験を楽しめる。
「ぐんま七大温泉湯めぐりフェア」
群馬県の100の名湯を自由に巡れる
「ぐんま七大温泉湯めぐりフェア」で対象となる温泉施設は、群馬県の七大温泉地を代表する名湯・秘湯、通常は一般利用できない伝統ある温泉施設の中から100名湯がセレクトされている。
群馬県の七大温泉地
まず、このフェアの中心となるのが「湯めぐり手形」である。デジタルチケット形式で提供し、100の名湯を自由に巡れる「フリーパス」や、選りすぐりの10施設を楽しめる「セレクト10」を用意している。
価格はフリーパスが3万円、セレクト10が5000円で、スマートフォンを片手に、草津、伊香保、みなかみ18湯、四万、万座、磯部、老神といった、歴史と文化が息づく名湯を気軽に巡ることができる。
「フリーパス」と「セレクト10」
この企画は主にインバウンド需要を狙ったものではあるが、国内客も利用可能で多様なニーズに応える内容となっている。
アプリから「プレミアムイベント」を優待価格で購入
特筆すべきは、フェア期間中の特典である。「湯めぐりバス」が運行され、手形の購入者は自由にバスに乗れるため、温泉地内の移動が非常に便利なものになる。
また、湯めぐり手形の購入者は各温泉地で開催されるプレミアムイベントのチケットをWEBブラウザアプリを通じて優待価格で購入できる。さらに、アンケートに回答すると記念品がプレゼントされるという楽しみも用意されている。
このように充実した特典が揃う中、フェアの最大の魅力はやはり温泉そのものにある。草津温泉の「草津三湯」、四万温泉の大露天風呂、万座温泉の絶景露天風呂などをはじめ、それぞれの対象施設ごとに違った感動と癒しを利用客は体験することができるだろう。
群馬県はこのフェアを通じて「温泉文化のユネスコ無形文化遺産登録に向けた機運の醸成」を目指している。温泉はただの観光地ではなく、日本の自然や文化、もてなしの心を象徴する存在であり、このフェアは、そうした温泉文化の魅力を海外にも広める大きな一歩となるだろう。
予定が合う方は、ぜひ、このフェアを利用して、雪景色が広がる冬の群馬で、心と体を温める特別なひとときを過ごし、日頃の疲れを癒してみてはいかがだろうか。(堀田経営コンサルタント事務所・堀田泰希)
■Profile
堀田泰希
1962年生まれ。大手家電量販企業に幹部職として勤務。2007年11月、堀田経営コンサルティング事務所を個人創業。大手家電メーカー、専門メーカー、家電量販企業で実施している社内研修はその実戦的内容から評価が高い。